保護犬 犬が教えてくれたこと

犬を飼う前にどうか知っておいてほしい心構えです。

投稿日:2017年12月9日 更新日:

はじめて犬を飼う人に必要な心構えには、「お金の余裕」と「気持ちの余裕」の2つがあります。今回は私が実際に犬を飼いはじめたからこそ知ることができた「気持ちの余裕」精神面の心構えについて書いていこうと思います。

私と愛犬のトイプードルとの暮らしが始まって2年9か月が経ちました。生後2か月で我が家にやってきてから成犬になるまでずっとそばで見てきて、たくさんの事を学びました。

犬をひとりで育てるのがはじめてだった私はインターネットでひとつひとつ調べながら躾を頑張ってきましたが、インターネットの情報を参考にしながら愛犬を躾していてわかったことがありました。

それは、全ての犬が同じ方法で躾すればうまくいくような書かれ方をしているということ。

しかし実際に飼い始めてわかったんです。犬も人間と同じで性格があり個性があることを。

だから目の前にいる犬に合った方法で関わることがとても大切なんです。ごほうびにオヤツなんてあげなくても、飼い主の喜ぶ姿が犬にとってのごほうびになるなんて、犬を飼うまでの私は知りませんでした。

 

犬を飼うのは縁で決まる。

世界にはたくさんの犬がいますよね。

愛犬に出会うまでに、ペットショップなどでいろんな犬を見てきました。

そんな犬のうちから一匹を選んで、今は私の相棒となり共に暮らしています。

名前を呼ぶと私の目を見て嬉しそうにしてくれる愛犬。出会いに心から感謝しています。

私の愛犬ルルは、ブリーダーさんのところで生まれた4匹のトイプードルのうちの一匹。4匹のうちの2匹は売れなさそうな外見だったようで安い値段がつけられていました。オスとメスがいて、私はその安い値段のメス犬を選びました。それがルル。

昔から犬を飼うならオスだと決めていたのに、この時に瞬間的にメスを選んだのが自分でも意外で、なんでそうしたのかいまだによくわかってませんが、この選択のおかげで私はルルに出会えました。

さらにいえばトイプードルが欲しかったわけでもなく、たまたま勧められて買った犬。でも抜け毛が少ないのがほんと助かります。コロコロすると私の毛ばっか。

あのとき自分の気持ちに逆らわなくてよかった。

 

犬の値段なんて外見だけのもの

ルルが安かったのは、トイプードルにしては大きくなりそうだったのと、マズル(口元)や手足が長くなりそうだと判断されたからのようでした。鼻の先っちょも色が少し剥げてました。

実際には、外見はブリーダーさんの予想通りに育っているかもしれません。体重も5㎏近いし、マズルも長いです。手足はドワーフではなく、ちょっと長めのスクエア体型。

参考トイプードルのサイズとタイプ/どうぶつひろば

そんな理由で安かったわけですが、

実際に飼い始めると、固めのウンチをする胃腸の強い子だとわかりました。拾い易くてすごく助かります。値段が高いからといって胃腸の強さまでは保障されてはいません。骨に異常がないかは検診してくれていましたが。

生後2か月のルルを買うときに「性格は大人しい子」とブリーダーさんが言ってましたが、そのときはあまりピンとこず、吠えない犬なのかなくらいにしか思えませんでした。

ルルが1歳になる頃には生まれつきの性格がわかりはじめ、3歳間近になってくると「飼い主との暮らしでこんな性格になってしまったな」っていう部分も見えてきました。

成犬になった今の性格は、基本怖がりで人見知りで大人しいんですが、慣れた人や犬にはものすごい元気に飛び掛かります。なんでか私の性格に怖いくらい似てしまいました。

犬って飼い主に合わせて自分で考えて行動するんです。私たち飼い主は逆に犬に観察されているのを常に意識して行動する必要があるんです。

しつけ易いかどうかにはもちろん犬の値段は関係ありません。

 

可愛い犬に育てるには

「家に来てくれたのがルルで本当に良かった。」と改まって思うことがあります。

いつか保護犬を受け入れたいと思っているのですが、ルルじゃない犬とはこれほど良い関係になれないと感じています。保護犬を受け入れるのに必要なのは、お金だけではないんですよね。ただ住む場所と餌を与えるだけじゃない。

人と犬にも相性があります。犬を保護するという善意だけで犬を飼うのなら気にする必要はありませんが双方向のコミュケーションを楽しもうとするなら相性はとても重要。

同じ犬でも育つ環境が違えば全く違う犬に育ってしまいます。犬は一生懸命に飼い主の動きを観察し、それに合わせて行動します。時間をかけて飼い主と共生する方法を身につけてくれます。

犬と信頼関係を築くと愛情表現が何倍にもなって返ってきます。ただアホなだけなんじゃないかと思うかもしれませんが、飼い主になったというだけでは犬も信頼はしないようです。

信頼され愛されていると思えることに幸せを感じられるのが犬を飼うことの喜び。人間が犬を一方的に可愛がるだけが犬を飼うということではないんです。

クッションに顔を突っ込むのが好きだったり、棚の下の小さな隙間にボールを入れる遊びが好きだったり、人の物をとって唸るのも遊びだったりする、ルルの小さな癖。たぶんそれを遊びだと気づけない飼い主だったら言うことを聞かない犬だと思って叱るかもしれないし、最悪飼育放棄するかもしれません。

犬を飼うには、そんな小さな癖を見つけてあげることが必要なんだと思うわけです。

ややこしくなりましたが、犬にも人間と同じように一匹ずつ生まれもった性格があってそれは変えられません。けれどもその性格であるがゆえに出来上がる行動があって、それはきっと躾で変えることができます。

可愛い犬に育てるには、犬種の特性だけではなく、目の前にいる愛犬の個性を知る必要があります。

飼い主に選ばれた犬が愛に溢れた犬生を送れるかどうかは、飼われた時点でもう半分以上決まってしまったようなものなのです。

犬を飼うということは、犬の世話を楽しむということ。

犬の世話が大変で疲れてしまったという理由で飼い犬を手放す人もいるようですが、それでは気づくのが遅いです。ただ可愛い犬を眺めていたいだけなら、はじめから飼うことをやめておくべきです。

犬が手のかかることをする時は、していい事といけない事の分別ができていない、遊んでほしいとか運動不足、が原因であって飼い主を嫌ってしていることではありません。飼い主を喜ばせる方法を知らないのであれば、それは飼い主が喜ぶ姿を見せて教えてあげなければいけません。

例外ですが、犬の知的な障害も、人間と同じように存在していると思います。外見ではわからない障害です。飼った犬がそんなものを抱えている可能性もあるかもしれません。

 

伝え方は統一する

犬が覚えられる言葉の数には限界がありますが、そんなことまでわかるのっていうくらいまで覚えます。

犬に言葉を覚えてもらうには、掛ける言葉や触れ方を決めてしまって、統一したほうが犬には伝わり易いようです。よくやってしまう間違ったことをしたときに「あー!」って大きい声を出してしまうのはダメです。それをすると飼い主が大きなリアクションをしてくれると覚えます。

犬は飼い主の些細な言動にも反応します。

一緒に暮らしていると、犬はほんとによく飼い主を観察しているんだとわかりますよ。

犬は懸命に人を理解しようとしてくれます。それが本能として備わっているのが犬の凄いところです。

理解しようとする犬にわかりやすく短い単語やジェスチャーを使って気持ちを伝えてあげましょう。

例えば、褒めているのを伝えるには「よーしよしよしよし」と高い声を出し笑顔で撫でまわす。この時に耳も肉球も口周りも体中触る。

叱っているのを伝えるには、「あかん!」と低い声で険しい表情をしながら言う。そしてしばらく無視するのが効果ありました。叱るときは体に触れないようにしています。触られるのを嫌がらないようにするためです。

この二つを覚えてもらったので、成犬になってからも躾がスムーズにいっている気がします。

もう本当に恥ずかしいくらい家の中ではテンション高くなってしまいました。一歩家から外へ出ると私はそれをしなくなるので、一緒に外出すると犬の様子がおかしくなります。外へ出ても恥ずかしがらずに同じように接するのが理想なのでしょうね。子供に赤ちゃん言葉なんて絶対使わない自信があったのに・・・

 

犬は飼い主に似てくる

ルルは配達の方や来客に対しものすごく吠えてしまいます。それは私の警戒心を読み取っているからなんだとわかるようになりました。

ずっと同じ空間で過ごしていると、社会に対する反応が飼い主に似てきます。

愛犬を責めたくなった時は、飼い主の言動に責任があるかもしれません。まずは我が振りを直すことが必要だと私も思うようにしています。

インターネットで得た情報を参考に色々チャレンジしながら育てていると、犬の性格がいつしか見えてきます。もちろん良いところばかりではありません。それが飼った犬の個性です。その個性を愛おしいと思えた時かけがえのない存在となっている愛犬に気づくでしょう。

飼い始めるまでは「責任」なんていう思う言葉が圧し掛かりますが、選ばれた犬に訪れる暮らしがどんなものになるのか、飼い主のあなたが想像できるのであればきっと大丈夫。

時間は限られています。犬との出会い(縁)を大切にして楽しみましょう。

 

 

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