保護犬 犬を飼う

保護犬を飼いたい人が知っておいたほうがいい現実。

2019年8月6日

犬と猫と子供

「保護活動ってどんな活動?」

「保護犬ってどこからやってくるの?」

「ペットショップと関わりがあったりするの?」

「保護を依頼されて怒るのはなんで?」

「保護犬を飼うときに気を付けることは?」

という、保護犬を飼いたい人が疑問に思いそうなことについて書いてみました。

 

見えてきた保護活動の内容。

時間のあるときに保護団体のホームページを見ていて、少しずつ見えてきた保護活動の内容は以下。

  1. 動物愛護センターに捨てられた犬や猫を引き取り新しい飼い主を探している
  2. ペットショップで売れ残った犬や猫の飼い主を探している
  3. ブリーダーのもとで生まれたが売り物にならなかった犬や猫の飼い主を探している

 

保護犬たちはどこからやってくる?

私が保護犬に抱いていたイメージは、「野良の犬やその子ども」「飼い主に捨てられた犬」でした。

しかし保護団体の活動内容を調べていると「個人からの犬の引き取り」はしていない保護団体が多いことがわかり意外でした。町で拾った犬や猫を保護してもらおうと連れていっても「自分で飼い主を探してみてください。」と言われるのが基本のようです。

なんで保護してもらえないんだろう?じゃあ保護されている犬ってどこからくるんだろう?って思いますよね。

動物愛護センターと繋がりもなさそうで、個人からの引き取りにも応じていない団体のスタッフが書いている活動日記を読んでいて、「決まったところからの犬猫しか引き取っといないのに、それを知らない地域の人が保護を依頼してきて困る。」といった一文を見つけました。

「決まったところ」というのが、ペットショップやブリーダーだと推測できました。

見えてきたのは、人の手によって生まれたものの一度も人に飼われることなく、「保護」されている犬が数多くいる現実。

「保護」って、何か守られる理由があってされるものなんですが、ただ生まれてきただけなのに、命が脅かされているのが、保護犬たち。

保護猫カフェとかすごくいいなって思っていたんですが、それもよく調べていくと、保護猫たちの生年月日がはっきりしていて、あきらかに捨て猫じゃないお店があったりして。

 

誰のための保護活動?

 

保護犬の幸せはどこにある?

単身者に飼われケージにずっと閉じ込められる犬。

子供がアレルギーになってしまい捨てられる犬。

高齢の飼い主が亡くなり野良犬になってしまった犬。

 

「単身者・幼児がいる家庭・高齢者はペットを飼うべきじゃない。」と言われるのはわかります。

 

わかりますが、それよりも「人間に飼われないほうが犬は自由奔放に暮らせるだろうな。」と私は思ってしまいます。

この世に人間なんていないほうが平和。

そう思いませんか?

犬や猫だけじゃなくて、他の動物にも言えますよね。

地球の環境や生態系を破壊しているのは、犬や猫ではなく、人間です。

参考人間がいる地球と人間がいない地球/新電力ネット

人間は他の動物から許されてもいないし認められてもいません。

それを忘れてはいけないと思う。

 

だけど実際には、「地球から人間がいなくなったほうがいい!」なんて考えながら保護活動している人はほとんどいないと思います。

参考動物保護施設の獣医、安楽死の薬を自分に注射 台湾/NEWS JAPAN

参考獣医が最も自殺する「職種」という話/アゴラ

殺処分ゼロを目標に犬猫の生死をコントロールしたり、

頭数を調整するために避妊去勢してみたり。

「飼おう。」「飼うな。」と、犬猫の意見そっちのけで主張が飛び交う。

犬猫のようにペットとして生きる権利を与えられる動物がいれば、牛や豚や鶏のようにころされるために生まれてくる動物がいて。

人間は動物の命を神様のように扱います。

 

犬猫側の意見を聞くことはできなくても、それが自分だったらどんな気持ちになるかはわかります。

将来医学が発達し人口が増えすぎて、貧しい人は避妊去勢されるようになり、

貧富の差が開き、貧しい人は金持ちのペットにされる。

人間にそんなことはあり得ないとわかっているから他の動物にはできてしまう。

 

で、私が何を言いたいのかというと、

「殺処分ゼロや避妊去勢に反対!」と言っているのではなく、

犬猫のためだけの幸せを願って活動しているように言う人がいますが、根本は「人間が快適に暮らすため」にしている活動なのを忘れがちですよね、ということが言いたいんです。

犬猫が増えて迷惑しているのは人間なんですから。

保護活動をしていれば捨てる人間とは違うのかといえばそうではなく、人間の暮らしを優先する限りは、同罪です。

人間の罪を代表して背負い償うのが保護活動のあるべき姿で、自分ひとりの正義を証明したいがための保護活動ならやめたほうがいいと思います。

って、保護活動してない人間が言っても何の説得力もありませんが。

 

保護団体スタッフが怒る心理

実際問題、保護するにはお金がかかりますし場所が必要です。資金やスペースに余裕がなければ、救う命と救わない命を選別しなければなりません。

「救えなかったのではなく何かを理由に救わなかった。」のを自覚しながら保護活動するのはどれほど心苦しいでしょう。

参考1万匹の犬を救った奇跡の家/Netflix

 

活動が苦しくなってきて、救いたいのに救えなかった経験が積み重なってくると、おそらくですが、救えなかった自分を納得させるために、捨てた飼い主を責めてしまうようです。

置き去りにされた仔猫を見て、最初に捨てた飼い主を責めてしまう心理は、「引き取りたくない(引き取れない)。」っていう感情が歪んで表現されたものですよね。心に余裕があれば、「私がいたから救えた。」と思えるはずなので。

保護活動なのだから、不幸な犬猫が自分のもとに集まってしまうのは当然です。なのに、不幸な犬猫が集まることに苛立つのは、すべての命を救えないのを自分のせいだと思いたくないから。もしくは、選んで保護しているのを公にしていないから。

「救う命と救わない命がある」と公言できる人は大丈夫ですが、正義感で活動されている人は、すべての命を救おうとして、それができなかったときに、自分ではなく相手を責めてしまっているのを感じ取れました。

自分のそばにいるほうが幸せだと思うのなら新しい飼い主を探すことをやめて、自分が飼えばいいんです。

それで救える命が減ることを懸念するのであれば、一人では救える命に限りがあることを認めて、本当に、

  • 単身者
  • 子供のいる家庭
  • 高齢者

に犬猫を引き渡さないことが最善なのかを考えてみてほしいです。

 

あったら嬉しいこんな保護団体

個人的にこんな保護団体があったらいいのになっていうのを想像してみました。

  • トリミングや病院やペットホテルがあり、引き取ってからも関係が続く。
  • 飼い主が先に亡くなったときには、気持ちよく・・・・・迎えてくれる。

お金の問題はペット信託保険に入っておくとかできますし。

参考ペットのために知っておきたい信託という選択肢/アクサダイレクト生命

 

調べていると単身の高齢者が亡くなって保護される犬猫が多いのは間違いなさそうです。

世の中には、結婚したくても出来なかったり、子供が欲しくても出来なかったりする私のような人がいて、「ペットも飼うな。」って言われてしまうと切なくなります。

犬猫一匹飼うことを許されない私が彼らのために出来ることといえば、「いなくなってあげること」なのかななんて極論で実行はしませんけど頭をよぎるのは事実です。

これからの時代、お金に余裕のない単身の高齢者が増えていきそうですが、犬猫と人間が互いに幸せになれる方法を考えていきたいですね。

 

あなたが保護犬を飼いたい理由は?

ただ安くで犬を譲ってもらいたいだけなら難しく考える必要はありませんが、不幸な犬がこれ以上増えないように願うのであれば、保護犬を飼いたい理由に合った保護団体を選らばないといけません。

ペットショップの生体販売を減らしたいのに、ペットショップの下請けとなる保護団体の犬を選んでしまい、あなたが保護することでペットショップが安心して生体販売できる手助けをしてしまうようでは意味がありません。

 

保護犬を迎えるのにふさわしいのは

殺処分ゼロを願うのであれば、生体販売とつながりがない保護団体を選んだ方が少しは意味があるかもしれません。

しかし、「自分たちで保護する犬猫を選ばない」と宣言して保護活動されている真っ当な団体もあります。そのなかには、悪質なブリーダーによって遺棄された犬猫もいるので、一概にペットショップやブリーダーと繋がりのある保護団体が良くないとはいえません。

よくわからなかったら、お住いの地域から一番近くにある動物愛護センターへ足をはこんでみてください。そしてそこで収容されている犬のなかから迎えてあげてください。

 

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