オンラインショップで首輪の販売を開始しましたが、「愛犬とおでかけする時には首輪ではなくハーネスを使用する飼い主さんのほうが多い」という情報を入手したので、愛犬のためにハンドメイドしました。
首輪にジョイントするハーネス。
首輪にリードを繋げると引っ張ったときに首が締まって気管を圧迫する、という理由でハーネスを利用されている飼い主さんが多いようで、ハーネスだけを使用して愛犬に首輪を付けない飼い主さんもいます。しかし、私は愛犬に首輪を付けておきたいんですよね。
というのも、ツイッターで拡散されている迷子犬が最終的に見つかるのかどうか情報を追ってみたことがあって、迷子になってから一週間以上経っても見つからない子は、その後なかなか見つからないとわかりました。(迷子のときは初動が大事です)
迷子情報に「迷子になった場所」を書くのはもちろん、それに足して「時間が経過しても変わらない特徴」を書けるかどうかが大きいように感じました。写真を載せてもそれは迷子になった当時の見た目。日が経つにつれ汚れて毛はボサボサになり、表情も変わってしまいます。だから、日が経っても変わらない特徴が必要なんです。(雑種のわんちゃんは特に)
犬の場合は、それが首輪や迷子札なんですよね。だから、愛犬に首輪は付けておきたいんです。
首輪とハーネスを両方つけるのもいいけれど、せっかく自分で作るので、普段は首輪だけつけておいて、おでかけのときにジョイントできるハーネスがあったら便利かも?と思い作ってみました。
首に優しいジョイントハーネス
愛犬が普段身に着けている首輪をそのまま使ってハーネスになるように、8の字ハーネスのデザインを参考にして作ることに。
完成した試作品
首輪にリードを装着したときに首にかかる力が分散するようにハーネスを組み立てていきました。
ポイント
- 首が締まらないように首輪を前から引っ張る仕組みが必要。なので、リードの力が胴輪から胸元を通って首輪の前側に届くよう胸元にベルトを通す。
- 胸元のベルトが緩いと首輪を後ろから引っ張る力のほうが強くなり気管が締まってしまうので、長さを調整できるベルトにしました。
- 胴輪はきついと肋骨や脇を締め付け、緩いと後ずさりしたときにすっぽ抜けてしまうので、ジャストフィットするように長さを調整できるベルトにしました。
- リードを付ける場所は人間でいう肩甲骨の真ん中あたり。リードを引っ張る力がハーネス全体に分散するようにしました。
- 首輪への取付け、取り外しが簡単におこなえるようにしました。
実際に使ってみると、背中のベルトが左右にズレるのが気になるところ。
最終的にハーネスをこうしたい
私の愛犬は今までで、成長に合わせて3回首輪を交換したので、胴輪を成長に合わせて首輪として使えるようにデザインしようかなと考えています。
パピー用のハーネスとして作って、1年経ったら胴輪を首輪として使ってもらうみたいな。
それができたらオンラインショップで販売したいですね。