2017年、七夕の日。
奈良県吉野郡天川村にある、「天河大辨財天社(天河神社)」を訪れました。
天川村に来たのは洞川温泉に入るためだったんだけど、旅先が決まると周辺の観光地を下調べするのが私の習慣。
だいたい旅先の近くに神社仏閣があり寄っています。
「神社に呼ばれる。」
この言葉、最近ほんと意識しすぎているのはわかっているのですが、遡って思い返してみても、かなりの確率で神社仏閣へ立ち寄っています。信心深いわけでもないですし、行ったからといって必ず参拝するわけでもありません。けれど空気感が好きでついつい寄ってしまいます。
今回訪れた天河神社とは、いったいどんな神社なのか。
そのあたりを調べながら書いていきたいと思います。
日本三大弁財天の一つ天河大辨財天社。
日本遺産・天河大辨財天社
「日本遺産(Japan Heritage)」は(地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
引用:「日本遺産(Japan Heritage)」について
建造物に与えられるものではなく、その背景にある物語(ストーリー)を含めたものを日本遺産と呼んでいるようです。
平成27年度から29年度までに「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されたストーリーは54件。そのひとつとして、天河大辨財天社が日本遺産のストーリーとして認定されたのは、平成28年4月25日とわりと最近。
参考これまでに認定された「日本遺産(Japan Heritage)」一覧|文化庁
天川の辨財天は芸術芸能音楽の神
弁財天(べんざいてん)とは
仏教の守護神である天部の一つ。
芸術・学問などの知を司るヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー(Sarasvatī)が、仏教に取り込まれた呼び名。
日本では七福神の一柱、弁才天(弁財天)として親しまれている。
引用:弁才天|Wikipedia
天河大辨財天社は、日本三大弁天の一つとして日本遺産に認定されているのですが、認知度が低いために、宝厳寺・竹生島神社(滋賀県)、江島神社 (神奈川県)、厳島神社 (広島県)の3つが日本三大弁天であるといわれています。
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)を主祭神とする天河大辨財天社。
天河大辨財天ご神徳
- 水の大神
- 弁舌・才知の大神
- 音楽・芸術・芸能の大神
- 財宝の大神
辨財天は、川の流れの妙なる様を神格化したとされる、古代インドのサラスヴァティー神であり、その本来の神徳は水の神、そして、水せせらぎの如く素直で妙なる弁舌や音楽の神であり、日本の古代より行われてきた水神の信仰とも結びついています。
後に転じて「財を弁ずる」商売の神としても信仰されるようになりました。
出典:大峰本宮天河大辨財天社ご由緒
鳥居をくぐりぬけ振り返る。
池があり金魚が泳いでいました。
空が曇っていたけれど、雨が降らなくてよかった。
階段をのぼっていきます。
階段の途中に狛犬。この奥に見えるところでお参りしました。
上ったところに拝殿と舞台があります。
中でなにやら行事の準備をされていたので、外から写真をとって下りました。
空気がキレイ。
緑もキレイ。
最後に山の上から。
天河神社のアクセス情報
電話 | 0747-63-0558 |
駐車場 | 無料駐車場有 |
カーナビ | マップコード入力:439 191 370*56 |
公式ページをチェック 天河大辨財天社 |
天河神社は、奈良県吉野郡天川村にあります。
田舎ですが、整備された道路を通って行くことができますのでご安心ください。
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