自然派化粧品を取扱うコスメブランド・LUSH(ラッシュ)の「チャリティポット」がとってもエシカル。
なんと、LUSHのチャリティポットの売上げ全額(消費税を除く)が社会課題の解決に取り組む団体に寄付されます。
社会貢献のために寄付したいなと思っても少額をわざわざ振り込むのは小恥ずかしいし、よくあるチャリティグッズは購入しても代金の一部しか寄付されないうえに、チャリティのために作られた感が強くて欲しいと思える商品ではなかったりしますよね。
LUSHのチャリティポットは価格に見合った商品でありながら、購入するだけで購入代金分を寄付したことになってしまうというスペシャルな商品。
LUSHのチャリティポットは購入するだけで社会貢献になるエシカルグッズ。
少しいいことがしたくなったときに、コンビニなんかにある募金箱に500円玉を入れるのも素敵な行いですが、LUSHのチャリティポットのような売上が全額寄付される商品を購入して社会貢献する方法もあるんです。
たとえば、私がチャリティポット45gを買うと、LUSHは支援活動団体に750円から消費税を除く売上全額を寄付してくれます。
いったいどういう仕組みなのか不思議に思いますよね。
LUSHは、チャリティポットを製造販売して売上を全額を支援団体に渡してしまったらお金を寄付するよりも余分にお金を使っているわけだから。
チャリティポットに関わる人たちが得るもの
LUSHはチャリティポットの売上を全額寄付すると製造費分が明らかにマイナスです。
なぜ製造費をそのまま現金で支援団体に寄付しないのか考えてみると、チャリティポットを製造販売することでLUSHが得ているものがあることに気づきました。
LUSHは「宣伝効果」を得られるから製造できるんです。
チャリティポットに関わる「LUSH」「消費者」「支援団体」、それぞれが何かを得られるように、うまく考えて作られている商品であるのに気づきました。
- 消費者は、チャリティポットを得る。
- 支援団体は、寄付を得る。
- 企業は、宣伝効果を得る。
街頭で配られるティッシュのようにタダではないので品質に手抜きはできませんし、よくあるフェアトレード商品のように数を売れない代わりにストーリーを言い訳にして価格を上げているわけでもありません。
だからLUSHのチャリティポットのような売上が全額寄付される商品は、売る自信のある企業でないと作れないんです。
売れなければ成立しないのが売上全額寄付の商品ですが、その販売数を伸ばしてることから、チャリティポットの品質の高さがうかがえます。
チャリティポットの使用感
チャリティポットは、合成保存料を使っていないハンド&ボディローション。
裏面に「この商品はヴィーガンの方に適しています。」という注意書きが書かれています。

原材料
- 水
- オリーブ油
- グリセリン
- ホホバ種子油
- ワサビノキ種子油
- カカオ脂
- ステアリン酸
- アロエエキス
- シア脂
- TEA
- ゼラニウム油
- ローズウッド木油
- イランイラン花油
- バニラ果実エキス
- セテアリルアルコール
- 香料
香り
ゼラニウムとイランイランにバニラの香りをブレンドし、甘くて優しい香りがします。お菓子のような甘さじゃなくて、花のような優しい甘さ。
しっかり強めに香るところがLUSHって感じがします。
この香りが気に入ったのでリピ買いしています。ローズウッドオイルが入っているから私は気に入っているのかも。
クリームではなく、ハンド&ボディローションなので広がりがよくサラッとした付け心地。いい香りがしてアロマオイルを体に塗っているようです。

ちょっとイイことしたい人にチャリティポットはおすすめ
最初の動画を見てもらうとわかりますが、ボディローションとしての説明がありません。チャリティポットのコンセプトだけ語っているんです。つまり、
「ボディローションの中身で選びたい方は、チャリティポットを買わなくてもLUSHには他にたくさんあるのでそちらをどうぞ。」「売上が全額寄付されるボディーローションを買いたい方がチャリティポットを買ってください。」っていう商品なんだと思います。
そんな売り方をしている変わった商品ですが、2007年9月に発売されてから寄付金額を増やし続けているということなので、チャリティポットの中身は万人受けするボディローションと言えるかもしれません。
社会貢献に関心がある方にLUSHのチャリティポットはおすすめです。
冬はチャリティポットの香りが欲しくなる
乾燥する季節になり、使い始めたら45gはあっという間になくなってしまいました。

風呂上がりに全身に塗ると、翌日関節部分のカサカサがかなり軽減します。
カサカサのためだけだったらニベア青缶でもいいんですが、チャリティポットのリラックスする匂いが気に入ったので寄付も兼ねてリピ買いしています。

オンラインストアで購入すると箱詰めしてくれたスタッフのシールが貼られて届くのが毎回楽しみになっています。
ちなみに今回はKUMAさんが箱詰めしてくれた商品が届きました。

2018年2月に購入したら送料が値上がり(400円)していました。

リピ買いしてます。髪にもつかえるので全身にぬりぬり。
風呂上がりに全身に塗って寝ると翌朝の布団がいい匂いになります。

チャリティポットの仲間たち。
チャリティポットコイン

2020年10月22日より、固形のハンド&ボディ ローション「チャリティポット コイン」が発売開始されました。
コンセプトはチャリティポットと同じで、消費税を除く売上の全額が環境保護・動物の権利・人権の分野で活動する団体寄付されます。
チャリティポット コインには「環境保護」「動物の権利」「人権」をイメージして、葉っぱ、手形、肉球のマークが刻印されています。
今回肉球のマークのチャリティポットコインをひとつ(160円)購入してみました。
チャリティポットの水分量を少なくして固形にしたもので、体温で溶かしながら使います。
グラスルーツ

LUSHのオンラインストアで購入するとサンプル品が入っていたりして毎回届くのが楽しみなんですが、
今回はチャリティポットと同じ香りがする香水「グラスルーツ」のムエットが入っていました。
冬はボディローションを使うので、夏にいいですよね。
グラスルーツもチャリティポットと同じで、消費税を除く売上げの全額が寄付されます。