
大阪府和泉市横尾山にある施福寺(槇尾寺)を愛犬とお参りしました。
本堂まで緑豊かな道を歩き、本堂では日本唯一の方違大観音や馬頭観音を拝観し、深い歴史を全身で感じるお寺でした。
ペット同伴参拝マナー3か条
- 各寺社に確認の上、ルールに従いましょう。
- 境内での排泄やマーキングは厳禁です。我慢できないワンちゃんはマナーウェアやペットキャリーを使用しましょう。
- 混雑する時間帯を避けて参拝しましょう。
日本唯一の方違大観音を祀る施福寺(槇尾寺)を愛犬とお参りしました。
西国三十三所観音巡礼で最も過酷な難所と言われている施福寺。
これからの人生で最も若い今に向かうべき場所と感じてやってまいりました。

駐車場(マップを開く)から車を降りて愛犬と歩きはじめると、槙尾山観光センターのご主人が「施福寺へ行く前にすぐそこに滝があるから見ておいで。」と声をかけてくれたので行ってみることに。
この先で飲食物の販売はしていないそうなのでついでに飲み物を調達。

愛犬を見て「犬もいい運動になるわ。」と、少し言葉を交わしただけでこの辺りの人柄のよさを感じ、雨が降りそうなじめっとした日でしたが気分よく出発。
満願滝弁財天
店主が教えてくれた滝の方へ行くと「満願滝弁財天」がありました。

名前からしてご利益がありそう。

ご祈祷中の本堂前を通り過ぎ滝のほうへ。

無事に山を下りてこれるようにお参りしました。

滝のまわりに、弘法大師を祀ってあったり、

役行者の祠があったり、

稲荷大明神が祀られていたり。
このメンツと滝、派手にやらかしていそうな興味深い場所です。

満願滝弁財天については調べてもよくわからなかったのですが、信頼できそうな施福寺の創建伝承を見つけました。
施福寺
満願滝弁財天を出て施福寺へ。

ペットの持ち込みが禁止ではないのをチェック。
気持ちよく愛犬と一緒にお参りしたいなら神社よりもお寺、っていうのが最近わかってきました。

入山料金所で500円を払い、施福寺までどのくらい歩くか聞いてみると片道30分とのこと。

しばらく舗装された道を歩いていくと、山を下りてきた方が視界に入った愛犬を見て「わんちゃんはムリじゃない?」「ムリだよ~」と、この先何が待ち受けているのか不安になるような会話を交わされる。

料金所から10分ほど歩き立派な仁王門に到着。

門から先は、石段が続きます。

ゆるやかな段差で、まだ愛犬もお散歩気分。

けもの道のような危険な雰囲気はしないし、参拝者もそれなりにいるので安心して歩けます。

しかし、20分ほど歩いたところから愛犬には酷そうな急な階段に。

今日のために新調したペットキャリーに愛犬をインして先を行きます。

「西国愛染明王霊場第十五番札所」と書かれた場所を発見。

弘法大師によって唐から伝えられた愛染明王がご本尊として祀られており、縁結びに御利益があるとのこと。

はじめて「西国愛染十七霊場巡り」というものを知りましたが、気になります。

ちょうど30分ほど歩いて、本堂が見えてきました。

槇尾寺(施福寺)に到着。

本堂に犬連れでは入れない気がしたので階段下で休憩がてら記念撮影。

休憩して帰ろうと思っていましたが、あちこち撮影していると”本堂内撮影OK"と書かれた貼り紙を発見。
観音様を拝観したくなって寺務所の方に「犬を背負ってるんですけど拝観できますか…?」と聞いてみると、

「わんちゃん、オッケーです!」と仏様のような顔で即答。(「それくらいの大きさだったいいですよ」とおっしゃっていたので、小型犬だったら拝観可だと思います。)
本堂の前で写真を撮っていた様子を見られていたようで、「顔出させてあげて。飛び出さないでしょ。」とも言ってくださったので、愛犬も顔を出して一緒に拝観することに。

中は広く、たくさんの仏像が安置されています。
違いがわかればより有難かったり楽しめたりするんでしょうね。

本尊の弥勒如来さま。
近くで見ると、うっすら目を開けていて、足元にいる私とちょうど目が合うかんじ。
心のなかを見透かされているよう。

左側に立つのが札所本尊の十一面千手千眼観世音菩薩。
愛犬が生きているあいだに三十三所すべてをお参りできるかは運にまかせ、寄り道しながらのんびり巡礼するつもりでいることを報告しました。

さらに奥へすすむと、今までに見たことない雰囲気の観音さま。

本堂のなかで私が一番引き込まれたのがこちらの仏像でした。

方違大観音といい、悪い方角を良い方角へ変えてくれる日本唯一の観音さまで、人生の大きな節目にお参りすると良い方向へ向かわせてくれるそう。

奥にも仏像がいっぱい。
弘法大師の坐像があれば、

比叡山延暦寺を開いた伝教大師像もあります。

TikTokにシャッフルダンスの自撮りをあげてそうな仏像がすごく気になったんですけど、何も書いてませんでした。

日本唯一、足の裏を見せている足守の馬頭観音さまもあります。

本堂を出ると晴れ間がのぞいていました。

境内のベンチに座って、しばらくぼーっと。

槇尾山をまた30分かけて下りてきました。

とくに人生の節目ではありませんが、なんだかこれから人生が好転しそうな予感。

施福寺へのアクセス情報。
所在地 | 〒594-1131 大阪府和泉市槇尾山町136(マップを開く) |
駐車場 | 無料駐車場あり |
電話 | 0725922333 |
アクセス |
|
ホームページ | http://saikoku33.gr.jp/place/4 |
駐車場のそばにシャトルバス乗り場がありました。

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