福井県大野市にある亀山公園内の越前大野城をめざして愛犬とお散歩しました。
標高249mの山頂に建つ越前大野城まで愛犬とお散歩しました。
夜中に車を走らせ、福井県に到着したのが朝だったので、まだどこもお店は開いておらず、越前大野城がある亀山公園を愛犬とお散歩することにしました。
このときは知らなかったのですが、越前大野城のある大野市の6つの宿で「めぐみごはん!」という地元の調味料や旬の食材にこだわった朝食をいただける早朝観光にもってこいの企画を実施中なので、雲海に浮かぶ越前大野城を見てから朝ごはんをいただくのも楽しいと思います。(要予約・ペット同伴は直接ご確認ください)
南登り口前の無料駐車場に車をとめてお散歩に出発。
亀山公園への自転車・バイクの乗り入れは禁止されていますが、犬の散歩は大丈夫。(「フンを持ち帰ること」と書かれた注意書きがあります。)
平日の9時過ぎだったので観光客の姿は私たち以外になく、すれ違うのはウォーキングされている地元の方ばかり。
前から保育園児の団体がやってきたので、端っこによけて道をゆずると、一人ずつ丁寧に挨拶をしてくれる園児たち。向こうは私一人に挨拶するだけだからいいけど、こちらは「挨拶したのにしてくれなかったTT」みたいな経験をさせてはいけないと、一人ずつに挨拶を返してたら朝からおかしなテンションに… いつも地元で見かける横断歩道で旗を持って立つおじさんが嬉しそうな顔している理由がなんとなくわかりました。子供ってすごいエネルギーをくれるんですね。
南登り口の脇にある神社「柳廼社(やなぎのやしろ)」には土井利忠が祀られているそうです。
無人なので柳廼社の御朱印をいただくことはできませんが、山頂にある越前大野城天守へ行くと御城印をいただけます。
北登り口からだと急な階段を上らないといけないので、緩やかな道が続く南登り口から歩くのがおすすめです。
大野土井家7代目の藩主・土井利忠の像がありました。
柳廼社に祭神として祀られていますが歴史上実在した幕末の名君。
公園内は緑が豊かで、春は桜、秋は紅葉が綺麗でしょうね。
20分ほど歩くと越前大野城が見えてきました。
現在の天守は昭和43年に再建されたもので、内部は資料館(入館料300円)になっています。
受付のお姉さんに「犬はダメですよね?」と聞くと、「そうですね。」といったん返事をもらったんですが、
そのあと受付のお姉さん二人が何やら相談しはじめ、「今は中に誰もいないので抱っこしてだったらいいですよ…」と言ってくださいましたので、ぱっと見てぱっと出てきました。
館内にもペット禁止と書かれていたので、コロナ禍でお客さんが減っていたため特別に入れてもらえたようです。
土井家の人たちって、おでこに可愛らしいウサギさんが付いた兜をかぶっていたらしく、その兜が1階の資料館に展示されています。
4階は展望室になっていて、城下町を一望できます。
天守からの眺めも良かったけれど、越前大野城も「天空の城」と呼ばれていて、越前大野城の西約1kmにある犬山城址から雲海に浮かぶ越前大野城を見ることができます。
越前大野城へのアクセス情報。
所在地 | 〒912-0087 福井県大野市城町3−109(マップを開く) |
駐車場 | 無料駐車場あり |
電話 | 0779661111 |
アクセス | 越前大野駅からバスで約15分 |
ホームページ | https://www.onocastle.net/ |