
京都府亀岡市の穴太寺(あなおじ)を愛犬とお参りしました。
ペット同伴参拝マナー3か条
- 各寺社に確認の上、ルールに従いましょう。
- 境内での排泄やマーキングは厳禁です。我慢できないワンちゃんはマナーウェアやペットキャリーを使用しましょう。
- 混雑する時間帯を避けて参拝しましょう。
「身代わり観音」を祀る穴太寺をお参りしました。
駐車場はお寺から100メートルほど離れた場所にあり、有料(普通車500円)でした。

生活道路沿いにあり、朝8時の開門に合わせて来たら、出勤時間と重なり車の通りが多かったです。

朝早くにもかかわらず、3組ほど穴太寺のお参りに来られていました。
西国三十三所の第21番札所なので、巡礼の方でしょうね。

ペットについては何も書いてなかったので、とりあえず愛犬をキャリーバッグに入れて境内へ。

境内は見渡せるくらいの広さで、長い階段や急な坂道といった難所はありません。

納経所前のベンチに座って休憩できるので、のんびり過ごせます。

本堂をお参り。
胸に傷があり「身代わり観音」として親しまれている穴太寺の観音さま。
宇治宮成という人物は、仏師に観世音菩薩像を作ってもらったお礼として愛馬を差し出しましたが、惜しくなり仏師を射殺し取り返しました。宮成が家に帰ると観世音菩薩像の胸には自分の放った矢がささっており血を流していました。観世音菩薩像は、仏師の身代わりとなっただけでなく、宮成が罪人になることも防いだため「身代わり観音」と呼ばれるようになったとのこと。
人の罪をも身代わりしてくれる懐が深い観音さまです。

「本堂・庭園拝観」と書かれた貼り紙を見つけ、矢印を追って行くと、

拝観受付の入口がありました。
奥に係りの方が見えたので「犬を背負っては入れませんよねぇ…?」と声をかけると、「中で走りまわったりしなかったら大丈夫ですよ。」とのこと。せっかくなので拝観させていただくことに。

書院の廊下を渡ると本堂の中を見学できます。本堂内は撮影禁止。

真ん中に薬師如来、隣りに聖観世音菩薩、が安置されていました。
が、どちらも秘仏のため安置されているのは「お前立ち(本尊を模して造られた像)」で、観世音菩薩は33年ごとの御開帳、薬師如来に至っては御開帳された記録がないとのこと。
秘仏には、全く公開されない「絶対の秘仏」も一部にあるが、特定の日に限って公開(「御開帳」「開扉」などと称する)を行うことが多い。長野・善光寺の阿弥陀三尊像のように、本尊像は絶対の秘仏で、「御開帳」の際に姿を見せるのが「お前立ち」と称する代わりの像になっている場合があり、さらに極端な例としては粉河寺のように前立本尊すら秘仏となっている場合もある。
秘仏|ウィキペディア
さらに、本堂の右わきに等身大のお釈迦さまが布団をかぶって寝ています。
このお釈迦様「釈迦如来大涅槃像」は、明治29年に本堂の屋根裏よりお出ましになり、本堂に祀ると住職の孫娘の病が快癒したといわれています。
自分の体の悪い箇所と同じお釈迦様の部分を撫でて、自分の体をさすると良くなるそうなので、犬にご利益があるかわかりませんが、一緒にお参りしている愛犬の悪いところを撫でさせていただきました。

つづいて書院へ。

たしかに走り回りたくなるような、穏やかで懐かしい雰囲気がします。
縁側に座って、このあとのお出かけについて考えているあいだ、愛犬ものんびり過ごしていました。

おばあちゃんちに来たみたいな気分でくつろぎましたが、
「すごく良い状態で関東から運ばれてきたんですよ。」とお寺の方がおっしゃっていたので、ものすごく歴史のある建造物なんだと思います。

胸に懺悔したい想いを抱えている方は、穴太寺をお参りしてみてはいかがでしょう。
もしかしたら観音様が身代わりになってくださるかもしれません。
穴太寺へのアクセス情報。
所在地 | 〒621-0029 京都府亀岡市曽我部町穴太東ノ辻46(マップを開く) |
駐車場 | 有料駐車場あり(1回500円) |
電話 | 0771240809 |
アクセス | 「穴太寺前」バス停から徒歩すぐ |
ホームページ | なし |

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