奈良県桜井市の長谷寺を愛犬と訪れました。
紅葉だけではなく、牡丹や桜の名所としても有名で「花の御寺」ともいわれています。
ペット同伴参拝のマナー3か条
- 各寺社に確認の上、ルールに従いましょう。
- 境内での排泄やマーキングは厳禁です。我慢できないワンちゃんはマナーウェアやペットキャリーを使用しましょう。
- 混雑する時間帯を避けて参拝しましょう。
長谷寺(西国三十三所第八番札所)を愛犬とお参りしました。
連れを迎えに、近鉄長谷寺駅に到着。
平成30年から長谷寺駅に急行が停車するようになったので、普通列車に乗り換える必要がなくなりました。
長谷寺駅からのんびり歩いて行くのも気持ちいいと思います。
車なので、長谷寺近くの駐車場へ。
長谷寺周辺の駐車場はどこも500円/回です。
お腹が空いていたので、近くの食堂に入りました。
ペットは同伴不可なので愛犬は車でお留守番。
にゅうめんセットを注文。桜井市は三輪そうめんが有名です。
小鉢の「山くらげの梅あえ」がコリコリとクセになる食感で美味しかったです。お土産に買えるって書いてたんで、帰りに寄ったら閉店してました。先に買っておけばよかった。
通りには、草もちや柿の葉寿司のお店が並んでいます。
駐車場から徒歩3分ほどで長谷寺が見えてきました。
若かりし頃に友人に連れられて2回ほど来てますが、全然思い出せない…
入館料は500円。特別拝観など建物にはペット同伴不可です。
カメラの三脚類は持ち込み禁止。
ペットもマナーが悪いと同伴禁止になってしまうので、今後訪れる愛犬家のためにも気を付けないと。
秋季限定の御朱印がいただけます。
こんな立派なお寺だったら覚えててもよさそうなのに。
ぼたん、うめ、しゃくなげ、さくら、あじさい、もみじが境内で見られるので、どの季節に訪れても美しい景観が望めます。
が、牡丹、桜の季節は混雑するそうなので、ペット同伴は控えるのが無難でしょう。
重要文化財の登廊(のぼりろう)。全部で399段あります。
本堂に到着。登廊を歩くのが困難な方は、受付でお願いすると本堂まで送迎してもらえます。
愛犬は抱っこで登ってきたので余裕の表情。
外からでも見える黄金に輝く大観音のご尊顔は迫力があります。
ご本尊の十一面観世音菩薩は、全国にある長谷観音の根本像。
仏像好きにはたまらないと思う。
個人的に気になったのが、壁に貼られていた日本遺産の認定証。
「1300年つづく日本の終活の旅~西国三十三所観音巡礼~」と書かれています。
知らずにお参りした巡礼地があったんじゃないかと調べてみると、
行ったことがあるのは、青岸渡寺、興福寺、清水寺、宝厳寺の4か所だけでした。
10月末に訪れましたが、紅葉にはまだ早かったみたい。
紅葉は少しだけ。
金運の神様、大黒天。
弘法大使が高野山奥の院に入定して1,150年が経ち、記念に建てられたお堂。
茶所(ペット同伴不可)で色んな種類の線香が売られていました。
線香を部屋でお香として使ったら癒されそうな気がするけど、どうなんだろう。
お線香や御朱印帳は、オンラインショップでも購入できます。
五重塔の前を通り過ぎると、
納骨堂があって、お墓っぽい景観になります。
常に人がいるお寺のお墓って、包容力があって好きなんですよね。
鳥獣・猟犬の供養塔もありました。
どういう謂われがあるんでしょうか。気になります。
そして、案内図を見た時から気になっていた「興教大使祖師堂」。
はじめて目にした大師だったので調べてみると、興教大使覚鑁という方は、真言宗の新しい教義を打ち立てた僧で、長谷寺は新義真言宗豊山派の本山になるそうです。
和歌山県にある新義真言宗総本山の根来寺(マップを開く)へ行けばもっと詳しく知ることができそう。
奥の院を通り抜け、本坊へ。
ペット同伴では入れないので、本坊前で記念撮影だけ。
2時間近くかけて、ぐるっと周ってきましたが、それでも全部は見れませんでした。
ものすごく見ごたえのある寺院です。
11月半ばくらいに紅葉の見頃を迎えそうなのでぜひ。
長谷寺のアクセス情報
所在地 | 〒633-0112 奈良県桜井市初瀬731−1(マップを開く) |
入山時間 | 8:30〜17:00(4月〜9月) 9:00〜17:00(10月〜11月・3月) 9:00〜16:30(12月〜2月) ※牡丹まつり期間等時間延長あり |
料金 | 大人:500円/中・高校生/500円/小学生:250円 |
駐車場 | 有料駐車場あり |
電話 | 0744477001 |
アクセス | 近鉄大阪線長谷寺駅を下車、徒歩15分 |
ホームページ | https://www.hasedera.or.jp/ |