長岳寺で地獄と紅葉と猫を見た。｜奈良県天理市

期間限定で開帳される極楽地獄図を見に、奈良県の天理市にある長岳寺ちょうがくじへ行ってきました。

長岳寺では、紅葉が美しく彩る季節、毎年10月23日から11月30日の間、本堂に掛けられた大地獄絵を拝むことができます。

長岳寺の境内は、紅葉狩りと猫狩り？にもおすすめですよ。

大地獄絵ご開帳中の長岳寺を参拝。

長岳寺の近くを、日本最古の道「山の辺の道」が通っていて、ハイキングコースとして親しまれています。

団体の学生さんもいて、有名なお寺なんですね。

中に入ると、猫がたくさん。

みんな丸々してんの。

長岳寺は、約1200年の歴史を経ており、平安初期、淳和天皇の勅願ちょくがんにより弘法大師が創建された寺である。

盛時は、僧兵三百、宿坊四十八、境内九万四千坪の壮大な寺院であった。

拝観料400円を払って中に入ります。

大和十三佛第四番霊場と書かれてます。

大和十三佛霊場とは、奈良県にある十三の仏菩薩を祀る寺院からなる霊場。

大和十三佛霊場／Wikipedia

長岳寺は、十三のうち四番目の霊場。

国重要文化財の旧地蔵院。

奥で食事している人がいました。

受付で食券を買って、この奥でそうめんや抹茶がいただけます。

はじめ見た時働いてる人の昼休憩かと思った。

靴を脱いであがれます。

延命殿（旧地蔵院本堂）。

田舎のばあちゃんちみたいな部屋。

旧地蔵院を出て、地獄絵を見に本堂へ向かいます。

あんまり紅葉してない…　早かったのかな。

本堂に、大地獄絵は掛けられています。

本堂内撮影禁止でしたので、画像がありません。

長岳寺のホームページに行けば少しだけ見ることができます。

子供の頃に友達が見せてくれて、ものすごく怖かった地獄の絵本。

なんであんなに怖かったんだろうと思って。

あの頃の感受性が今の自分に残っているのか知りたくてここへ来ました。

で、実際に見た感想なんですが、やっぱり昔のような感覚で見ることはできませんでした。

子供の想像力ってすごいですよね。

タイミングがあえば、お寺の方が解説してくれます。

解説があればまた違った気持ちになっていたかも。

弘法大師の名が刻まれています。

「弘法大師」とは、空海の死後に醍醐天皇から贈られた諡号しごう。

私が神社とかお寺とか周っていて、なんか気になっているのが弁才天と弘法大師。

学生の頃から歴史は嫌いだったんだけど、ブログを書くようになってから、境内の立て札とか読むようになりました。

最終的に私の好奇心はどこへ向かうのかを今は楽しんでいます。

本堂の前に池があって、池の周りに遊歩道があります。

11月上旬に訪れましたが、紅葉の見頃はもう少ししてからのほうが良さそうです。

長岳寺にいる猫はみんな丸々してるから、見てるだけで気持ち豊かに。

長岳寺のアクセス情報