奈良県宇陀市大宇陀本郷にある又兵衛桜。
以前に愛犬を連れて又兵衛桜を見に行ったときはすごく渋滞してて、犬連れで歩くのは無謀と判断し、何も見ずに引き返してしまいました。
また今年も人がいっぱいで又兵衛桜をお目にかかれないかもしれないので、一度下見に行ってみることに。
又兵衛桜を愛犬と見るために下見してきました。
又兵衛桜の前に広い、24時間開放されている駐車場があります。このときは無料で利用できましたが、桜の時期は有料(500円)になります。
満開の頃になると周辺に民間の有料駐車場がたくさんできるそうです。
大宇陀へとやってきた戦国武将・又兵衛の姓が「後藤」で、この枝垂れ桜が残っている地に後藤家の屋敷があったことから又兵衛桜(またべえざくら)と呼ばれています。
樹齢は300年。
この地で300年間歴史の移り変わりを見てきた桜の木。
駐車場と又兵衛桜のあいだを流れる小川は渡れないように立入禁止のロープがはられているので、迂回して橋を渡ります。橋は駐車場から左右どちらに歩いていってもあります。
2月末だと観光客は誰一人いません。
ウォーキングや犬の散歩をしている地元の方だけ。
あきらかに不審者の私に(不信者だからか)すれ違いざまに「こんにちは」と挨拶してくださる優しい地元の方。
この日は天気が良くて、歩いていて気持ちよかったんですが、
もうすぐ春が来て暖かくなったら、さらに気分良さそうなお散歩コース。
気候が暖かくなると、心も温かくなるのって何でなんでしょうね。
冬の間はお出かけができなくて、気分も鬱々してしまいますよね。
それを受け入れて冬は自分の内面と向き合う時期にしているのですが、あえて寒い地域に旅をするのもいいかも。
「電気柵使用中」「感電注意」の立札があって、愛犬が触れて大丈夫なんだろうかとドキドキ。
さわるな!って言われると本当に電気が流れているのか気になり触りたくなってしまいさらにドキドキ。
少し高くなった心のテンションに、もうすぐ春が来るのを感じる。
駐車場から左へ歩いて行くと公衆トイレがあります。
田園好きにはたまらない風景。
本郷の瀧桜(又兵衛桜)
桜が咲く前で、枝だけなのにすごい迫力。
高さ13メートル、幹周3メートルの見事な枝垂桜。
何万人も訪れるのがわかる気がします。
本郷区には、戦国武将として活躍した後藤又兵衛がこの地へ落ちのび、僧侶となり一生を終えたと言う伝説が残っており、この枝垂れ桜が残る地も、後藤家の屋敷跡にあることから地元では、“又兵衛桜”と呼ばれ親しまれています。
犬連れで又兵衛桜を見るのに適した時間
桜が咲いたらまた来たいけど、すごい人が多いだろうから犬は歩かせられないと思うんですよね。
愛犬を連れて又兵衛桜を見るなら早朝か夕方だと思いますが、
夜間から早朝に写真を撮りに来る人が結構いるらしいので、夕方がいいかもしれません。
日が沈む30分前くらい、17時半頃。(ライトアップは現在中止しています。)
満開になった又兵衛桜の前でこんな感じの写真が取れたらいいなぁ。
満開の又兵衛桜を見てきました
満開の又兵衛桜を見に平日の16時過ぎにやってきました。
駐車場に着くまで渋滞や混雑はありませんでしたが、帰っていく大型の観光バスと何台もすれ違ったので、やはり早い時間に行くとかなり混んでいると思われます。
人は多いけど、犬連れでもリードで歩けました。
犬を連れている方もたくさん来ています。
下見のときにはなかった、桜周辺整備協力金を入れる箱が置いてあったので、100円を入れて又兵衛桜のもとへ。
17時を過ぎても空はまだまだ明るいし、帰っていく人も多いので、ゆっくりできました。
満開の桜って、人生で百回見れるかどうかわからないと考えると有難い気持ちになりますよね。
又兵衛桜へのアクセス情報。
所在地 | 〒633-2156 奈良県宇陀市大宇陀本郷348(マップを開く) |
駐車場 | 桜の時期は有料(500円前後/回) |
電話 | なし |
アクセス | 近鉄榛原駅─奈良交通大宇陀行きバス乗車(約18分)─大宇陀終点下車徒歩(約20分) |
ホームページ | https://www.city.uda.nara.jp/shoukoukankou/ kankou/kankou/shizen/sakura-meisho.html |