
本州よりも一足先に梅雨入りした5月の竹富島を訪れました。
沖縄県八重山諸島の離島のひとつ竹富島のコンドイビーチを訪れた方の旅行記に書かれていた「この世の光景とは思えず、天に召されたのかと思った。」という一文が頭を離れず、ずっと楽しみにしていました。
島内にある「やど家 たけのこ」に宿泊し、観光客のいなくなった夕暮れのビーチを満喫。
石垣港離島ターミナルから「やど家たけのこ」がある竹富島へ。
石垣島のホテルを出発し、石垣港離島ターミナルへ。フェリーに乗って竹富島にある本日の宿「やど家 たけのこ」を目指します。
石垣港離島ターミナル内にある、まぐろのお店「くわっちぃー」に寄ると、10時半開店だと思って店の前で待っていても開店する様子なし。
中にいる店員さんに聞いてみると、「今日は12時半くらいになると思います。」だって。
仕方ないので売店でポークむすびを買って小腹を満たし、フェリーに乗り込む。

「やど家 たけのこ」は、八重山そばが美味しいと評判の食事処「そば処竹の子」も営まれているので、食事はそちらに期待して船に乗る。
船って道がないのにちゃんと目的地に着くのがすごいですよね。
海をみながら物思いにふけているうちに到着しました。

竹富島に到着。
水牛車やレンタサイクルを利用する人は、送迎車に乗り集落まで移動します。

今晩泊まる「やど家 たけのこ」の方に連絡をして迎えに来てもらうことに。
港の休憩所で送迎車を待ちます。
時間の流れがゆっくりで、半日くらい平気で待てそうな感じ。

「やど家たけのこ」でレンタサイクルを借りる。
送迎車にゆられながら、本日の宿「やど家 たけのこ」に到着。
午後1時に部屋の準備ができてチェックインできるそうなので、それまで荷物を預かっていただいて、竹富島を自転車でぐるっと見て周ることに。
レンタサイクルを借りたい旨を伝えると、レンタサイクルひまわり(1,000円/日)を紹介してくれました。

受付した場所。翌朝には朝食会場になっていました。


中から海は見えませんが、潮の香りがして海が近くにあるのを感じます。

待っているとレンタサイクルを軽トラにのせて運んできてくれました。
「止める時にカギはしなくていいけれど、自転車に書いてある番号だけは覚えて間違わないように」とのこと。
ひまわりマークが目印です。

レンタサイクルで竹富島を観光。
やど家 たけのこでもらった竹富島の地図を片手に散策開始~。

西桟橋
自転車に乗るの久しぶり。
まずは近くにある西桟橋を目指します。
集落は砂利道が多く、外回りの道路のほうが平らな道で走りやすい。

西桟橋のある海が見えてきました。

梅雨の西桟橋は、感動するほどではなかったけど、曇り空でも海は青くて、晴れていたら間違いなく心が動いていたと思う。
人がいなくなって貸し切り状態。


空は曇っていても、海の水は透明で青い。
画像を加工すれば、いくらでも青くできるけれど、梅雨の竹富島をリアルに伝えたいので、ここは我慢。加工なしで貼っていきます。

コンドイビーチ
西桟橋をあとにして、コンドイビーチへ。
小さな島なので、自転車で10分もかかりません。

駐輪場に自転車を置いてビーチへ。

コンドイビーチは本当に綺麗。
「この世とは思えない光景」と言いたくなる気持ちがわかります。

朝焼け夕焼け、潮の満ち引き、色んな時間に来て見てみたい。

この場所は、死ぬまでにもう一度、ベストシーズンに来ないといけない気がする。

竹富島交通の電話予約型運行バスがあって電話予約すると迎えに来てくれます。
日帰りで時間に余裕ない方は利用するといいかもしれません。

竹富島集落
南国情緒あふれる集落へと入っていきます。

カラフルな小学校庭園。

砂利道に自転車のタイヤが沈んでしんどかった。
集落の観光は水牛車でしたほうがいいみたいです。

三線の音色と沖縄特有な節のある唄声がほんと好き。

いかにも竹富島ってかんじの郵便局。

パーラーぱいぬ島
パーラーぱいぬ島でかき氷を食べるのを楽しみにしていたのに、行ってみると閉店・・・
定休日ではなく、何かの都合でお休みされていました。

そば処竹の子
あきらめて早めの昼ご飯にしようと、楽しみにしていた「そば処竹の子」へ向かう。

「本日は終了いたしました。」
・・・
閉まっていました…
やど家やたのこを予約したときに、ちゃんと定休日じゃないことを確認していたのに。
お腹が空いていて、何の為に竹富島に泊まることにしたと思っているんだと怒りがフツフツフツフツ。
パーラーひまわり
レンタサイクルを借りたときに、「パーラーひまわりに寄ってくれれば、ドリンクかかき氷だすからね。」と言ってくれていたのを思い出し向かう。

パーラーひまわりは一軒家の庭先で営業されていました。

「いちご」と言ったのに、「シークワーサー」が出てくる。もうなんでもよい・・・
ふわふわの氷が食べたかったが、タダでいただいたかき氷に文句は言えない。

庭にひまわりが咲いていました。だからお店の名前がひまわりなのね。

梅雨でもやっぱり沖縄は日差しが強くて、肌が焼けるのを感じました。
かき氷で体を冷やし、出発。
なごみの塔

なごみの塔を発見。老朽化のため今は上ることができなくなっています。

そばまでは近づけます。

見下ろして眺めていると、せかせかしている人がいなくて、みんなのんびり。

なごみの塔から見えた、しだめー館がきになったので見に行ってみました。
メニューだけ確認。

なごみの塔のそばにある、展望台があるお店。

お食事処 かにふ
お腹がすいてきたので、一度は通り過ぎた、「かにふ」という店に戻る。

竹富産の車エビがおいしそう。

夜も営業していて、あちこち閉まっているときに助かります。

食事処「かにふ」の営業時間は、11時から16時、18時から20時半。

沖縄に来てから、野菜を食べていなかったので、ゴーヤチャンプルを注文。
妥協して食べた食事でしたが、美味しくて満足です。量多め。

エネルギーを補給したので、また散策へゴー。
アイヤル浜
ガタガタ道。途中不安になってしまうほど、ちょっと遠い。

向こうに小さく鳥居が見える。

先導してくれいているように目の前を飛ぶ蝶々。

コンドイビーチのほうが綺麗だけど人が多いから、恋人同士はアイヤル浜でゆっく過ごすのがおすすめかもしれません。
カップルがいて、申し訳なかったので写真だけとってすぐ去りました。

「やど家たけのこ」宿泊レビュー。
チェックインしても大丈夫な時間になったので、本日の宿「やど家 たけのこ」へ。
案内されたのは、六畳一間の和室です。ぼくのなつやすみってかんじ。

のれんの向こうに、トイレと風呂が別々にあります。


テレビあるけど、テレビ見るくらいなら外の景色をみていたくて、つけなくても過ごせそう。
テレビの下に、消臭剤、虫よけ、懐中電灯が用意されています。

冷蔵庫と扇風機。部屋にはエアコンもあります。

部屋からでると通路に、コーヒーやお茶が自由に飲める喫茶コーナーがあります。
コーヒーを部屋の縁側でいただき、夕方まで昼寝。


やど家 たけのこ施設案内。

宿泊者の口コミを見る
宿泊者だけが見れる観光客のいない夕暮れの竹富島。
昼寝から目覚め、「やど家 たけのこ」を出てまた西桟橋へチャリンコを走らせる。
夕日スポットで有名な西桟橋ですが、梅雨時期で太陽が雲に隠れてしまっていたので、夕日を拝むことはできませんでした。
夕方になると、もともと少ない観光客が減って貸し切り状態。

夕日はあきらめ、サイクリング。

お気に入りのコンドイビーチへ戻る。
この空が快晴だったら、とばかり考えてしまう。



コンドイビーチには猫がたくさん。

一日でけっこう焼けてしまった。梅雨で曇っていても日焼けしますのでご注意ください。

食事処ガーデンあさひ
夕食もそば処竹の子で済ますつもりだったのに閉店しているので、やど家 たけのこのすぐ隣にあるガーデンあさひに入ることに。竹富島に来てから食事は妥協しっぱなし。

空いていたのでとても落ち着いて過ごすことができました。


あさひAセットを注文。お腹がすいていたし、エビフライも食べれたので満足。

店内でアイスクリームが売っていたので、食後にあずきバーを購入。
店先にあった椅子に座って食べていく。

竹富島にはコンビニがなく商店も遅くまではやっていないので、自動販売機を探すことに。
新田観光というところに自販機があるのを発見。あとなごみの塔の近くにもありました。
お酒を私は飲まないのでちゃんと確認し忘れましたが、自販機にお酒は売ってなかったんじゃないかなと思う。

宿へ戻り、お風呂につかってゆっくりのんびり。
5月の竹富島は日が暮れてもあたたかくて、風呂上りになかなか汗がひかなかったので、中庭へ出て涼みました。
どこからともなく聞こえてくる歌声。
心地いい時間の流れ。

朝一のフェリーで島を出るので早くに就寝し、私の竹富島観光はおしまい。
やど家たけのこのアクセス情報。
所在地 | 〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町字竹富206−1(Google Mapを表示) |
電話 | 0980-85-2009 |
アクセス | 竹富島の港から宿までの無料送迎サービスあり |
ホームページ | http://yadoya.takenoko-taketomi.com/ |
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