
先日、人生初の登山にチャレンジし、立山黒部アルペンルートの雄山を登りました。
雄山登山について下調べしていたとき、「小学生でも登る山。」と安心させてくれるような書き込みがあれば、「3,000メートルの山だから舐めちゃいけない。必要最低限の準備はしていくべき。」と不安を誘う書き込みがあったりして、愛用の歩き疲れない&雨に濡れても大丈夫なビルケンのアリゾナEVAで行くわけにもいかず、軽登山向けの安い登山靴を探すことに。
「5000円以下の登山靴」で探し始めると見つかるのは、登山初心者には馴染みのないブランドと、いかにも重そうな登山靴ばかり。
見た目だけの登山靴を掴むのは避けたくて「トレッキングシューズ」や「ハイキングシューズ」で検索すると、見つかるものは値段が高く普段使いには不便そう。「ウォーキングシューズ」や「ランニングシューズ」だとスニーカーに近いデザインで普段使いできそうだけれど、登山向けではないんですよね。
そして、あれこれ探していて辿り着いたのが「トレイルランニングシューズ」。
アディダスのトレイルランニングシューズ。
adidasという安心感。アウトドアに疎い人でも知ってますよね。
私は5千円くらいで購入したのですが、なぜか値上がりしています。(2019年6月時点で私が購入したモデルは販売終了しています。)
外観
黒部峡谷でトロッコ電車に乗っている間、ちょっと退屈だったのでとった写真。
裏側に突起があり、しっかりグリップするように作られています。

横。平地を歩くのも問題なし。

トレイルランニングとは
マラソンと登山、両者の要素を併せ持つのがトレイルランニング。
昔はランニングのスタイルで入山していたものが、近年のトレイルランニングの普及によって専用の装備も開発されるようになった。
トレイルランニングシューズもそのひとつで、登山靴でもランニングシューズでもない、軽く走りやすくグリップの良いシューズをトレイルランニングに使うことが認知されてきた。
Wikipedia:トレイルランニング
トレイルランニングシューズは、トレイルランニング用に作られたシューズなので軽登山にももちろん使えます。
トレイルランニングシューズで軽登山した感想。
メリットは、登山靴に比べて軽いこと。靴を履いていることを負担に感じることがないので、軽快に足が上がります。グリップもスニーカーに比べればしっかりしているので、斜面を歩くのに安心感があります。
デメリットは、運動不足の登山初心者の私は、なんどか足首を捻りました。ハイカットであれば軽減できたかもしれません。あと、乾きやすい素材ではあるみたいですが、防水ではありません。

アンクルソックスを履いていったら、足首見せてる人がいなかったので、不安になって立山駅で1足2000円近くする靴下を買ってしまいました。買ったものの登ってみると、9月初旬で天気が良かったので、山頂でも暑いくらい。ケガを防ぐという面では意味はあったかもしれませんが、防寒の面では不要でした。わざわざ安い登山靴を探して買ったのに。
雄山を登っていると、半袖シャツ+短パン+トレイルランニングシューズという軽装備の本物のトレイルランニングの方がいて、とても格好良かったですよ。
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