LGBTQ ライフスタイル

カミングアウトのタイミングはそうそうないけどたまにある。

投稿日:2019年6月6日 更新日:

カミングアウト

「カミングアウトはどんなタイミングですればいい?」

私の持論ですが、自ら話題を切り出す必要はないと思います。自然とそのような話題になったときにちゃんと伝えられれば。

カミングアウトしとけばよかったなってタイミングがたまにあるんですが、それを逃して後悔しても時間は戻せません。

触れられたくない話題に触れようとしてくる無神経な人に出会うこともあります。そんな人にも打ち明けるべきだったと今では思います。例えそれが自分をバカにするような言われようであったとしても。

「ちがう!そうじゃない!」と言うんではなく、「はいはいそうですよー。」とか「そうだとしたら何か問題でも?」と聞き返してみるくらいのことをすればよかった。

というのも自分に嘘をつく行為は結局、自分の存在を自ら否定していることになり、他人が自分を受け入れてくれないのと同じだけ心を傷つけます。

私はアラフォーなんですが、今までカミングアウトせずに生きてきました。今振り返ればカミングアウトできるチャンスは何度もあったのに。後悔ばっかりです。

というか振り返ってみるとバレてないと思っているのは自分だけだったんじゃないかと思うほど。

今回は私が経験した、カミングアウトしても良かったんじゃないかと思う相手とタイミングについて書いてみようと思います。

 

カミングアウトしても良かったと思うタイミング。

 

「オカマの友達が欲しい。」と言った幼なじみ。

中学生の頃、いつも一緒に遊んでいた幼なじみが突然「オカマの友達欲しいわ~。」と言い出しました。

当時、私は好きだった人の名前を会話に出しまくっていたので、バレバレだったのかもしれません。

それなのに「ふーん、そうなんやー」と他人事のように返してしまった私。

「もういるやんか。物足りへんか~?」とでも言い返せばよかった。

 

「なんでホモなん?」と聞いてくる中学の同級生。

私を見つけると、耳元で「なんでホモなん?」と囁く男子がいました。

正直に打ち明けると、言いふらされると思ったので「何言ってんのw」とここでもしらを切る私。

しつこいくらいに聞かれてものすごいイヤだったけど、ゲームとかCDの貸し借りをする変な関係でした。

 

「人の視線の先を追うの面白いよ。」と言った大学の女友達。

大学の女友達と二人で食事をしていたら、「人の視線の先にいる人を見るの面白いで~。」と言う。

丸々したクマみたいな人ばかり目で追っているのが恐らくバレている。

なのにそこでも「ふーん、そうなんや~。」と言ってしらばっくれた私。

 

「初めて好きになれそうな男に出会った。」と言ったFtMの友人。

大学で知り合ったFtM(Female to Male)の友人に、「はじめて好きになれそうな男に出会った。」と言われました。

私に同じものを感じとって仲良くなってくれたのかもしれません。なのに、私はカミングアウトできませんでした。

 

「女として扱われたい。」と女装にはまった男友達。

出会ったときは、レディースのパンツを履いてるくらいだったのに、次第に本格的な女装にはまり女装姿で私と一緒に飲み歩いていた男友達。

しばらく音沙汰がないと思っていたら、結婚してお父さんになっていました。「女装は奥さんも認めてくれている」と言う。

「女として扱われたい。」とか言ってたのはなんなん?って思うけど、人生ってそんなんでいいんやなとも教えられた気がしました。

 

「知り合いの女性は女性と暮らしている。」という話を突然する職場の同僚。

「花火大会で見かけたよ」って話から、「女性同士で暮らしている知り合いがいるねん。」っていう話がはじまり、同性愛に理解があることを示してくれる職場の同僚の女性。

その花火大会に私はパートナーと行っていました。そんなイチャついてないしバレてないと思ってたからその場も「へーそうなんやー。」と他人事のように聞き流してしまいました。

 

私がテンパると言葉につまって「ふーん」「へー」「そうなんやー」としか言えなくなるクセがあるのを親しい人は気づいていてもおかしくないですよね…

 

 

時間は戻せないがチャンスはたまにある。

反応を試すような言い方をしてくる人が時々人生にあらわれると思います。咄嗟にカミングアウトになるような返しをするのは難しいけれど、相手も確信がないからそんな言い方になってしまうのは仕方ない。

後悔は先に立ってくれないんで、後になって「あんなふうに言い返せばよかったなぁ」なんて思うことはよくあるんですが、同じ出来事は起きなくても、似たような出来事って生きてればあります。

その時に自分が言いたいことを言えればいいんです。次がダメなら、次の次って。

今まで色んな人がカミングアウトのチャンスをくれたにも関わらず、それを無駄にしたアホな私。と思うんですが、言わなくてもバレていることが少しずつわかってきたので成長しているのだと思うことにします。あとは、私が勇気を出すというか相手を信じることが必要なんでしょうね。

私が心を開かなかったせいで、ほとんどの友人と距離が遠のいてきているので、今度は誰かが悩みを打ち明けてくれたときは、同じタイミングで私もカミングアウトするようにしないと。

ってアタマではわってるけどなかなかねー。

長い間ひとりで背負い込んでると、そうやすやすと理解されてたまるもんかって余計意固地になってしまうので、長いこと溜めこむのはほんとオススメしません。

 

 

下の記事でちょこちょこ相談をいただくので、私のことについて今回は書かせていただきました。

LGBTQの「Q」。私は自分の性別がわからない。

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