エッセイ 少額寄付

殺処分ゼロ活動とセラピードッグの繁殖を同時に掲げる違和感。|ドッグセラピージャパンに少額寄付

投稿日:2017年2月15日 更新日:

dogtherapyjapan

今回の少額寄付先は、NPO法人ドッグセラピージャパンです。

セラピードッグ×福祉という私の興味をそそる組み合わせで活動をされています。

寄付をするにあたって公式ホームページを見たのですが、ひとつだけ気になる点が・・・

こちらで活動している犬たちがどこからやってきたのかについて記載がありません。

殺処分ゼロを掲げているので保護した犬をセラピードッグとして育成しているのかと思いきや、殺処分ゼロ活動の内容は、しつけ教室を行う事で捨てられる犬を減らす取り組みを行っている、とのこと。

セラピードッグたちは、どこからやってきているのでしょうか。気になります。

代表さんが元ブリーダーのようなのですが、殺処分ゼロを掲げているので、繁殖させるくらいなら保護犬を迎えるだろうし。

 

犬×福祉で活動するNPO法人「ドッグセラピージャパン」。

セラピードッグの育成と障害者雇用。

【サポート事業のご紹介】障害者も参画するドッグセラピー活動

障害者の就労支援事業としていぬカフェを経営されています。

こちらのいぬカフェは就労継続支援A型の事業所として登録されているので、国からの給付金でスタッフの給料を払い犬を飼育します、従業員として雇った障害者には売り上げから最低賃金を払わないといけません。

経営としてはうまくいっているのでしょうか。寄付を募っているということは大変なのでしょうか。

 

ドッグセラピージャパンでは「心豊かな社会 犬と暮らしやすい世の中」の実現をめざし、人と犬の笑顔をさまたげる様々な社会問題の解決に取り組んでいます。犬と暮らしやすい世の中を供に支えてください。
お預かりした貴重なご寄付は、

・セラピードッグ育成事業
・ドッグセラピー活動
・犬猫殺処分ゼロ活動
・ドッグ介在教育

等といったドッグセラピージャパンの運営・活動のために活用させて頂きます。
寄付で応援する

セラピードッグを連れて高齢者施設を訪問したり、代表が経営するペットショップで障害者を雇用したりと主に福祉分野での活動が目立ちますが、運営資金の調達はどの事業からなのでしょうか。

これからは、ドッグアドバイザーやドッグセラピストの教材の販売にも力を入れていくようです。事業が多岐にわたっているので驚きます。お金はどのように流れているのかも気になるところです。

私の勝手な想像では、福祉事業で流れる人間のために使われる資金の一部を犬に回せることが、福祉事業に参入する利点だと思っています。

福祉事業に参入することで、助成を受けることにも成功しているドッグセラピージャパンですが、それでもセラピードッグだけでは運営が困難なのでしょうか。

 

セラピードッグの育成×殺処分ゼロ活動。

私の違和感

正直なところ、ずっと違和感を覚えているのです。なぜかというと、

セラピードッグの育成を促進しているのに、殺処分を減らす取り組みを行っているからです。

保護犬をセラピードッグとして活動させているという記載がないので、おそらくですが、セラピードッグというのは選ばれた犬にしかなれないものだという前提があって活動されているのでしょう。

人を癒すため、人の為に生きる、選ばれしセラピードッグを育成しているんだから、他の犬がどこでどうなっていようと関係ない、というくらいの想いが感じ取れれば私の違和感はきっとなかったと思います。

選ばれし「セラピードッグわんちゃん」をたくさん育成したいけど、殺処分はダメ、障害者を助けたいけど、お金も欲しい。欲張りさん。

他の団体では、保護犬の中からセラピードッグを育てて活動させているところもあります。セラピードッグと殺処分ゼロを同時に掲げるなら繁殖は控えるべきだと思います。

セラピードッグの育成が目的なら、殺処分ゼロ活動は掲げずに活動をしたほうがいいのではないでしょうか。セラピードッグというのは、犬の為ではなく、あくまでも人間のために存在しているのだから。万が一意図的に繁殖でもしているのであれば、なおさらのこと。

で、締めくくろうとしたらみつけてしまいました。

 

ドッグセラピージャパンは繁殖している

事業内容には、セラピードッグの育成と書いていますが、育成には繁殖も含まれていることがわかりました。

殺処分ゼロ活動という名目ですが、セラピードッグの繁殖であまった仔犬の里親探しをするという当たり前のことをしているだけではないでしょうか。

ホームページより抜粋。

交配

セラピードッグの繁殖とは、単に子犬を作ることが目的ではありません。健康で性格のよい子犬を産ませ、犬質を向上させるのが目的です。
その犬種の理想とする犬に近い犬を産ませるためには、犬の長所と短所について考えます。子犬は、たとえ両親犬が優れた犬であっても、その長所だけをもって産まれてくるわけではありません。短所も受け継ぐ可能性もおおいにあるのです。
その優劣をよく考えて、かなりの年月と頭数、根気をもって研究しながら計画繁殖を繰り返します。

キャリアチェンジ

訓練を始めた犬の中でも、セラピードッグに向いている犬は10頭中5頭程度です。
適性評価、健康診断、訓練状況等をもとに、セラピードッグに向いていないと判断された犬たちは、セラピードッグにはならずにキャリアチェンジ(進路変更)をします。
キャリアチェンジした犬のほとんどは、キャリアチェンジ犬里親ボランティアに譲渡し、家庭犬としての犬生を歩んでいくことになります。
中にはセラピードッグのPR犬として啓発活動を支えるキャリアチェンジ犬もいます。
家庭犬に向いている犬であれば、苦手な環境を避けて家庭で過ごすことがその犬にとって幸せでしょうし、たくさんの人たちに囲まれ・見てもらって、触ってもらうことが好きな犬であれば、PR犬が天職でしょう。
私たちにできることは、その犬の向き不向きを判断し責任をもってしっかりと進路を見極め、どの道を進むことになっても幸せな犬生を送ってもらうことです。

引退とその後

10歳を過ぎた頃セラピー犬は引退します。
引退したからといってヨボヨボという訳ではなく、まだまだ元気!
元気なうちに引退犬ボランティアのもとで余生を送ります。
引退犬ボランティアは、一般の家庭のほか、子犬の頃育ててもらった元パピー・ファミリーの家庭で余生を送る場合もあります。セラピー犬は、仕事をする犬というよりも、人間にさわってもらうことで喜びや快感を感じる犬なので、引退犬ボランティアは、子どものいる家族よりものんびりと過ごされているお年寄りの方が向いていると思います。一般的に小型犬の寿命は、15歳から17歳ほどですが、セラピー犬として登録されている引退したセラピー犬たちの寿命も同じほどで変わりません。

セラピードッグ

セラピードッグを増やすことは、悪いことではないと思います。

ただ、殺処分ゼロ活動を掲げるならば、頭数を増やさないことも念頭に置いて活動していただきたい。

人を癒す為に産まれたセラピードッグ全てが最終的に里親に引き渡されているのだったら、保護犬と同じ運命を辿っているのと同じではないでしょうか。

試しに「盲導犬 殺処分ゼロ」をグーグル先生に調べてみてもらいました。

盲導犬の繁殖殺処分ゼロ活動の両方を掲げている団体というのはありませんでした。盲導犬というのは居ても居なくてもどちらでもいい存在として育成されているのではなく、目の見えない人の為に居なければならない存在として育成されています。

セラピードッグを必要としている人がいるという前提があり、居なければならない存在だから繁殖し育成されることを切に願います。

詳しくは、NPO法人ドッグセラピージャパン公式ホームページ

保護犬をセラピードッグに育成!日本レスキュー協会に少額寄付。

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