エッセイ 老後

年齢を重ねるだけでは人生経験値は積み上がらない。

投稿日:2017年1月4日 更新日:

child mind

人生経験を積むには、ただ年齢を重ねるだけではいけません。

たった一つの経験からでも、多くの事を学ぶことができれば、人生の経験値には差が生まれてきます。

一つの経験から百の事を学ぶ若者がいれば、一つの事から何も学ばない大人だっているのです。

 

大人として生きる時間の大半を衰えが占める。

この世に生を授かり、大人になるまでは、身体は成長し続けます。

しかし、20代後半くらいから、明らかに身体機能は衰えはじめます。

人間の身体は、残りの長い人生をゆっくり衰えていくのです。

20歳から40歳になるまでの20年は、時間の流れも早く感じるようになります。就職をして、落ち着いてしまえば、仕事が中心の生活です。職場での役割を演じながら生きる時間が圧倒的に多くなります。毎日毎年同じことの繰り返し。子どもでもいれば、また時間の流れ方も違ってくるとは思いますが。

異動があったり、役職についたり、環境がかわることもあります。

年齢とともに、責任のある仕事を任せてもらえるようになり、若い子からすれば上司という存在になるわけですが、私はぜんぜん喜びを感じることができませんでした。なんかいろんな「フリをする」ことだけを覚えていってる感覚でした。そしてその「フリをする」ために自分の大切な部分を捨てているような。

子供頃の私は、年齢が上というだけで偉そうにする大人が嫌いでした。

しかし、実際に自分がアラフォーにもなってくると、頭も身体も衰えはじめ、若者に勝てるところなんて、そうそうないことに気付いてきます。

感受性も大人になってくると鈍くなっている気がします。

幼いころに見上げた空の青さや、季節の移り変わりの風の匂い、そんなに行動範囲も広くないのに、あれだけ楽しめていた子供のころの感性は素敵でした。失ってはいけない気がします。子供のころに見た景色は、近くで見るものには迫力があったし、遠くに見えるものが未知の領域に見えていました。

 

 

年齢と経験値の高さは比例しない。

年上の人が、年下よりも経験が豊富だと言うのは否定しません。

しかし、年齢の高さと経験値の高さが、比例しているわけではありません。

大人は年を重ねることで、経験値を高めていると思いがち。けれど、年齢の数だけでは、人生の経験値の高さを証明することはできないのです。

なぜなら、たった一つの経験から学べるものは、一つではないから。

たった一つの経験から十の事を学ぶ人もいれば、百の事を学ぶ人もいます。逆に、一つの経験から何も学ばない大人だっています。

 

 

心に余裕のある人が人生経験値の高い人。

人生経験値が高まってくると、心に余裕が生まれます。心が大きくなっているイメージ。

生まれた頃は、小さな心で自分のこともままならない。ちょっとずつ大きくなって、成人する頃には、自分のことなら全てしまっておけるくらいの大きさはある心になっています。

身体機能はどう頑張っても少しづつ衰えていきますが、心の大きさは、自分次第でいくらでも大きく成長させることができます。自分以外の人を受け入れるほどの大きなスペースがある心の持ち主になることが可能なんです。

ひとつの経験からでも、得られた気づきの数だけ、人生経験値は上がります。

 

介護士の視点は笑顔の裏に置く必要がある。

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