エッセイ 老後

40代が挑戦するためには過去の自分を活かすこと。

投稿日:2017年11月5日 更新日:

元スマップの3人、香取慎吾・草彅剛・稲垣吾郎が出演しているabemaTVの「72時間ホンネテレビ」を見ていて思うことがあったのでこれを書き始めています。

これからもアイドルとして居続けるために、新しいことに挑戦する姿を見て、アラフォーの私もまだまだ足掻いていいんだなと。

ただし、過去の自分を捨ててしまうんじゃなく、過去の自分に磨きをかけていかなければいけない。

それが20代とは違う、40代の挑戦の仕方なんだと彼らに教えられました。

 

40代でアイドルとして生きる。

  • 香取慎吾 … 40歳
  • 草彅剛 … 43歳
  • 稲垣吾郎 … 43歳

みんないい歳になりましたね。

なんとなく気になって見始めただけだったけれど、見ていると今まで知らなかったことや、彼らに想像していたことへの答えを聞くことができる場面があったりして、気づけば夢中になっていました。同じアラフォーとして考えを改めさせられることが多かった。

72時間テレビがはじまってしばらくは、

「慎吾ちゃんが意外にしっかりしていて、引っ張っていくタイプなんだな。」

「つよポンは表面上は緩く見せてるけれどじつはすごく真面目そう。」

「吾郎ちゃんはヤル気ないけれど仕方なくやってるのかな。」

そんないつもの三人に見えていました。

しかし時間が経つにつれて、どんどん新たな一面が見える見える。

CMに入るかどうかをすごく気にする三人。話がもたないというのもあっただろうし、少しでも気持ちをオフにして休みたかったのだろう。

間を埋めるためには嫌でも話さなければならない。彼らの間には暗黙の了解というのがあって、今までは互いに聞くことをしなかったような問い。そんなのをこの際聞いてしまおうという場面がちらほらあったりするのが面白い。

堺正章との対談では、

「40代になってアイドルって言われることはどう思う?」という質問に、慎吾ちゃんの答えは「ひとりでも応援してくれる人がいれば、その人のためにアイドルでいたいと思う。」

私には堺正章の言い方が「40歳にもなったらチヤホヤされるだけのアイドルでいてはダメ。」そう言っているように聞こえてしまった。

慎吾ちゃんは「ずっとアイドルでいたから他のことはできない。」そんなことを言っていたと思う。そう思えることがすごい。その立場にいたら自分の力だと勘違いしてなんでもできてしまうと私なら思ってしまいそう。「応援してくれる人がいるからアイドルで居られる」ことを慎吾ちゃんは説明していました。

 

森くんとの再会で垣間見えたアイドルの裏。

オートレーサーを目指すためにスマップを脱退した森くん(森且行)と再会する。

21年間オートレーサーとして頑張ってきたが未だに日本一になることができていないと話す。

つよぽんが「まだまだ甘い。おれたちは甘いよ。」と真顔で言ったのが印象的だった。

「オートレーサーの世界では実力がなければやっていけないけれど、芸能界は実力がなくても支えてくれる人がいればやっていける。」そんな風に言っているように聞こえました。

今までの彼らは、踊りや歌が特別上手いわけでもないけれど、アーティストとしてランキングのトップを飾ってきました。

それは彼らが芸能界の「アイドル」だから。

スポーツと芸術、そもそもの評価のされ方が違うのだからそれでいいはず。

「1番や2番」と言われる世界ではなくて、「好きや嫌い」で表現される世界。

そして「好きか嫌い」を言ってもらうにはまず存在を知ってもらわなければならない。

存在を知ってもらうために、自分以外のところで大きな力が動いている。

つよぽんは何か実力で1番だと言えるものを手にしたいのかもしれない。でもアイドルに必要とされるのは1番になることではきっとないのでしょう。

森くんを素直に尊敬するつよぽんの人の良さが出ていました。

 

72時間アイドルで居続けられるか?

ずっと見ていると、「72時間アイドルで居続けられるか」ということに挑戦している番組なんだとわかってきました。

そして48時間を終えてわかったのが、彼らは本物のアイドルなんだということ。

睡眠時間は2時間ほどだと話していました。

眠いでしょうし、イライラしてもおかしくない場面もあったように思います。

今までのテレビは、オンオフを上手に切り替えながらやっていたけれど、インターネットテレビではそれができない、と嘆いている場面もありました。

あるところからオフになることを諦め、ずっとオンでいることを覚悟したように見えました。

メイクのせいもあるのかもしれませんが、疲れているはずなのに、顔に出ないのがすごい。

とくに吾郎ちゃんが老けこまない。

後半になってくると吾郎ちゃんのすごさが溢れてきます。

「ヤル気のない吾郎ちゃんはいつか本気でキレるんじゃないだろうか。」

最初心配していたんです。ですが想像と違いました。

30年前から吾郎ちゃんは、慎吾ちゃんとつよぽんのお兄ちゃんだったそうです。

一歩引いたところからいつも見守っていて、必要に応じて前に出る。

本人たちは無意識なんでしょうが、うまく補い合っているんですよね。

朝からした運動会についての吾郎ちゃんの話もよかった。

「運動会なんてしたくないよ。高校生で終わるものをなんで43歳にもなってやらなきゃならないの?」「でもやるよ。運動会見たいって言われたらやるよ。」

やりたい・やりたくないという自分の思いでは決めない。必要とされることをするのがアイドル。

 

これまでのキャリアを活かす挑戦。

ジャニーズ事務所を離れてしまったら、40代にもなってしまった三人はただのおっさんになってしまうのではないか。もうアイドルで居続けることは許されないのではないかと私は心配していました。

さらに、当の三人がアイドルを辞めることを希望して俳優や画家などそれぞれの道を進むのかと考えていたのですが、この番組をみて違うんだなとわかりました。

彼らはこれからもアイドルで居続けるために挑戦している。

ある程度の役職について、ほどほどの給料をもらいながら、しんどいことは若者にまかせて、落ち着きをもって働くことが、40代に相応しい働き方なんだと思っていました。

トップアイドルですら、会社を離れて新しいことを始めるために、72時間働き続けるという過酷なことに挑戦している。まったく別の世界に飛び込んだわけでもなく、ただ事務所を移籍しただけなのに。

真夜中にホストやチンピラと対決したときには、さすがにただのおっさんになってしまうんじゃないかとひやひやしてしまったけれど、長年アイドルをしているだけあってうまく乗り切っていました。

時間が経つにつれて40代の三人が格好良く見えてきました。

平成ジャニーズのアイドルとはまた違う格好良さ、人間味のある次世代アイドルとして彼らが牽引していく姿が見えました。

新事務所の狙い通りに私の気持ちは動かされたのかもしれないけれど、そう思わせられるのは、やっぱり彼らがプロのアイドルだから。

アラフォーの私も格好悪いと言われるのを恐れずに挑戦していいんだと思えました。

新しいものを一から作り上げるのではなく、今まで作り上げてきたものにさらに磨きをかけるための挑戦。

 

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自分の居場所は世界が終わるまでわからない。




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