LGBTQのQ エッセイ

LGBTQの「Q」。私は自分の性別がわからない。

投稿日:2017年4月13日 更新日:

最近になって、LGBTQという言葉をよく目にするようになりました。

LGBTQQとは何を意味するのでしょうか。

心の性別に悩み続けていた私の身の上話とともにご紹介したいと思います。

 

LGBTQのQとは?

まずはLGBTについて

セクシャルマイノリティー(性的少数者)のうち、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシャル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)、それぞれの頭文字をとって「LGBT」と表記されます。

LGBTと表記されている場合は、性的少数者を一括りにして指すので、使うときには注意が必要です。例えば同性愛者をゲイ(G)ではなく、LGBTと呼んでしまうとか。

  • レズビアン:女性同性愛者
  • ゲイ:男性同性愛者
  • バイセクシャル:両性愛者
  • トランスジェンダー:身体の性に違和感を持つ人

参考LGBT/Wikipedia

 

LGBTQのQってどんな人?

LGBTQのQは「Qestionig(クエスチョニング)」の頭文字で、「Q(Questioning)クエスチョニング」が何を意味するのかというと、性自認が文字通り「?」の人、自分の性的指向や性自認がわからなかったりはっきりとしない人のことを指します。

もともとは「Queer(変わり者)クイア」といったあまり良くない意味で「Q」が使われていましたが、現代では肯定的な意味を持つ「Questioning(クエスチョニング)」の頭文字だといわれるようになりました。

Q(クエスチョニング)の中には、生活場面によって男性性と女性性が替わったり、性自認が流動的な「Xジェンダー」と呼ばれる方たちも含まれます。

参考クエスチョニング /Wikipedia

 

性別がわからないというのは、客観的に見てではないですよ。あくまでも本人が自分の性別を認識しようとしてもわからないことをいいます。

「そんな人いる?!」と思われるかもしれませんが、私自身がそうなので、「Q」に当てはまっているかどうか、ご一緒に考えて頂ければこれ幸いです。

 

私は性別がクエスチョニング。

物心ついた頃には、体が男の子なので、自分の性別が男性であることを疑うことはありませんでした。保育園では、好きな女の子もいました。

小学校に入り、女子グループにひとり混ざって遊んだ記憶もあれば、男子とドッジボールに夢中になって遊んだ記憶があります。仕草が女っぽいと人に言われることもありましたが、自分の性別を疑うことはなく、性自認は男子でした。

外出先で、たびたび女の子に間違われるのが嫌で嫌で、次第に病弱だった私は、色白で痩せていることをコンプレックスとして重く受け止めるようになっていました。

気づけば自分とは正反対の恰幅の良い健康そうな男子に憧れを抱くように。それでも小学校高学年くらいの時には、まだ女性にも興味があったようで、姉の胸を触って親にしかられた記憶があります。

しかし、ある日確信します。ひとりでお風呂に入っていたときでした。鏡に映る自分の姿を見て「男じゃない・・・」と思ってしまったのです。今でいう、りゅうちぇるみたいな感じでしょうか。鏡に映っていた誰にも見られていない本当に素になっている自分の姿は男性らしくありませんでした。

それから中学生・高校生となり、女っぽいと言われることのないように細心の注意を払って生き始めます。「男らしく・・・男らしく・・・」と言い聞かせながら、男として生きることを私は選びました。

「あんな風になりたい」と芋っぽいずんぐりむっくり桂南光似の同級生に憧れ、憧れが行き過ぎて、しまいには好きになっていました。当時の私は、心は女性であると認識しながら男性として生きていました。

大学生になって成人したころ、同性愛者のコミュニティーがあることを知りました。ストレート男性のフリをして暮らす生活の陰で、ゲイとして過ごす時間を持つようになり、はじめて男性とお付き合いしました。当然、夜の営みがあるわけなんですが、そこで違和感を覚えるようになります。あんなに憧れていた男性を目の前にして、私は何をしたいのか、されたいのか、よくわからなくなってしまいました。

私自身を男と認識しながら、同性の男性と体を寄せ合うことに違和感があったのです。憧れの男性の肉体を着ぐるみのように操ることができるのであれば、私が相手したいのは、不思議なことに女性なんです。

理想の男性の体になって女性と関係を持つか、女性になって理想の男性と関係を持ちたい。そんな感じ。

だから30代まで、本当はトランスジェンダー(体は男性、心が女性)なんだけど、無理して男性として生きているんだと認識していました。

そして、35歳を超えたくらいから、心が女性というのは違う気がするようになります。「体を女性に交換してもらえるならお願いするか」という自問自答をしたとしたら、答えは否。桂南光になりたい。いや今は南光じゃない。山田ルイ53世になりたい。

けれど自分が山田順三になって、さらに山田順三に似た男性と付き合いたいかと考えるとこれも否。ストレートの男性ってもし体が女性になったら、男女どちらと付き合いたいと思うのが普通なんでしょうか?素朴な疑問。

そして現在に至るわけです。ずーっと人生をかけて自分の性別と向き合ってきたのですが、結局自分の身体の中に存在する性別はわからないまま

これってクエスチョニングですよね。

まあでも「Q:クエスチョニング(性別がわからない人)」という私にぴったりな性自認がこの世に存在することがわかっただけでもよかったんじゃないかな。

自分でわかっていることをまとめると、

  • 性的指向は男性。
  • 性自認がよくわからない。(心の性別は男性になりたがる女性のような気がしています。女性の身体になりたいとは思わない。)

 

カテゴリー「LGBT」から「LGBTQのQ」に変更しました。

 

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