海外へ行くならどうしても試してみたかった、H.I.Sモバイルの「変なSIM」。
先日の韓国旅行で実際に使ってみたのでご紹介します。
この記事では、シムフリーのデュアルシム端末で「変なSIM」を利用する設定方法について詳しく書いています。
H.I.Sモバイル「変なSIM」?
H.I.Sモバイル「変なSIM」は海外で通信するためのSIMカード。78の国と地域で通信可能になります。
SIMフリーかSIMロック解除をした端末に挿入して使用します。
- SIMカード本体価格:1,980円
- データ通信料:24時間500円で200MB。使いたい日数分を購入します。(アジア周遊プラン 8日間 4GBまで3,500円
・世界周遊プラン 15日間 4GBまで 5,000円)
容量200MBをすべて使い切ってしまっても低速通信での利用が可能。
変なSIMの「変」なところは、現在使用している日本国内用のSIMカードの上に貼り付けて利用できるところ。今現在使用しているSIMカードに貼りつけておけば、あとは海外へいくときにアプリからデータを購入するだけでいつでも利用できます。
国内通信と海外通信をアプリで切り替えるので、SIMカードを入れ替える手間や、海外旅行のためにモバイルWiFiをレンタルする必要がなくなります。
貼り付ける「変なSIM」を使ってみた。
カードの窪みに現在使用している国内SIMカードを置いて、その上からシールになっている変なSIMを貼り付けます。
そうすると1枚のSIMになります。
サイズは、標準SIM・microSIM・nanoSIM、すべての大きさに対応しています。(シールタイプではない、通常のSIMカード形状の「変なSIMプラスチック」も選択できます。)
私はHUAWEI Mate10proを使っているのでnanoSIMサイズを購入しました。
少しずれているようにも見えますがちゃんと認識されました。
DSDS(デュアルシム)の端末で設定する方法。
変なSIMは、アプリ内で課金をするとデータ通信が可能になります。
さきほど貼り付けて1枚になったSIMカードをスマホに入れて、アプリを起動すると「変なSIMがアクティベートされていません。」という表示が出て先へすすめなくなりました。
お問合せに電話をして相談すると、デュアルシム端末の場合はSIM1のトレイに変なSIMを入れてみてもう一度試してみてくださいとのこと。
確かに私はSIM2に変なSIMを入れていました。
SIM1に入れ直すとあっさり認識されました。
データ量は事前に日本で購入しておくことができます。
変なSIMに切り替える
機内もしくは現地で、変なSIMアプリを立ち上げ切り替えを行います。
ここから行う設定がスマートではないなと思いました。設定を終えると便利なんですが。
- 機内でアプリを起動し変なSIMをアクティブにする
- 現地に着いたら「このプランを使う」をタップ
元々SIM1には国内通話用のSIMカードが入っているので、モバイルデータ通信はオフにしてありました。それをオンにします。そしてデータローミングもオン。
- モバイルデータ通信をオン
- データローミングをオン
次にアクセスポイント名でAPNを確認します。
国に合ったAPNが選択されていなかったので、「新しいAPN」を開いて追加しました。
国ごとのAPNはアプリで確認できます。
- 名前:変なSIM
- APN:国に合ったAPNを入力
追加したAPNを選択し、再起動して電波を掴めば後は国内と同じように使えます。
- 最後に再起動する
24時間200MBは少ない気がしたので、念のためにポケットWiFiもレンタルしていったのですが、地図アプリや時々ブラウザで検索するくらいだけなら変なSIMだけでも足りそうでした。
海外から日本へ帰るときに、設定を戻すのがちょっと面倒に感じました。データローミングなんて普段触らないので設定の戻し忘れが心配です。
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