エッセイ セミリタイア

お墓の跡継ぎがいない!永代供養で墓じまいするのが最後の墓守の役割。

投稿日:2016年12月25日 更新日:

高野山を歩いた動画。

 

墓守(はかもり)とは。

生涯を独身で終える人が多くなったことにより、誰がどうやって墓を継いでいくのかという問題をよく耳にするようになりました。

墓守とは墓を継ぐ人のことをいいます。

具体的には、お墓参りとお墓の掃除をし、お墓の管理費用を支払いながら後世に引き継いでいくのが墓守の役割。

 

「相続されないお墓は残してほしくない」という親の願い

今のところ私の両親二人とも健在なのですが、もういい年になってきているので、親との日常会話の中で墓守の話になったりします。我が家では長男(私)の役割として、墓守を任されているのですが、最近は、長男次男、男女関係なく墓守をしているお家があるみたいですね。

私の両親は、自分たちで実家近くにある墓地の一区画をすでに購入しているので、一旦はそちらに墓を立てる予定でいます。

せめて親の存在くらいは身近に感じられるほうがいいかなと思ったので「私が元気なうちは墓守は私がする。」と伝えました。しかし、私は独身で子供がいません。つまり私の後にはもうお墓の後継ぎがいないのです。

両親と話し合い、「誰にも墓参りされずに汚れて廃れていくくらいなら墓じまいしてほしい。」というのが親の願いだったので、最終的には永代供養をお願いしようという方向でまとまりました。

 

墓じまいとは。

墓じまいとは、お墓に建てられた墓石を片付けて敷地をお返しすることを言うのですが、中でも一番重要なのが、手元に残された遺骨をこれからどうするのか。

その遺骨の行方を最後まで見届け、故人と遺された人が前向きに現世でお別れするのが墓じまいの目的です。

墓石を片付けることができても、墓じまいを考える人が、中に収められていた遺骨を簡単には手放せないと思います。故人に頼まれてでもいれば散骨もできるでしょうが、そうでなければ勝手に散骨するなんてことはできないと思います。

散骨ができないのならば、遺骨はこの先も残り続けるので、墓参りのされないお墓が残されるのと同じことになってしまいます。

そんな家族に代わり遺骨を供養し続けてくれるのが永代供養です。

遺骨を移したあとに残された墓石を片付けるには、墓じまいを専門にしている業者があります。

>>>墓石解体165,000円~(全国対応)ミキワの墓じまい

 

永代供養墓とは。

お墓参りできない人に代わって、あるいはお墓参りしてくれる人がいなくても、代わりにお寺が責任持って永代にわたって供養と管理をしてもらえるお墓です。

永代供養墓は、「えいたいくようばか」あるいは「えいたいくようぼ」と呼ばれています。

一般的に他の人と一緒の墓あるいは同じ納骨室(棚)に安置されることから、合祀(ごうし)墓、合同墓、合葬(ごうそう)墓、共同墓、集合墓、合葬式納骨堂などとも呼ばれています。
出典:永代供養墓とは

 

親の永代供養に備える

私には子供がいません。おそらく生涯未婚で通すでしょう。

私の姉には子供が二人いますが、彼らは彼らの姓を継がなければならないので、甥っ子たちに墓守を頼むことはできません。

だから私が両親の墓を守れるのは私が生きている間だけ。

つまり、私がこの世を去る前には両親の遺骨を移すだけで終わりではなく、私自身が入る場所も決めておく必要があります。

手遅れにならないよう段取りよく、私に墓守が務められなくなると感じた時には、すぐにでもお寺に永代供養をお願いしなければならないのです。

そんな話をしていると、親は墓石が無くなり、家系が途絶えると思うと、きっと悲しいはずなんですが、結婚しようとしない私のことを責めたりはしませんでした。これも時代なのでしょうか。幼いころ父親と一緒にお風呂に入っていたら、「結婚して名前を継いでいくんやぞ。」と嬉しそうに話していたのに。

 

永代供養墓は好きな所で大丈夫。

高野山を歩いていると、凛とした空気に包まれていて、何とも言えない安心感や包容力みたいなものを感じ、永代供養をお願いするなら高野山がいいなと思いました。

永代供養に宗派は関係あるのでしょうか。だれでも好きな永代供養墓に入ることができるのか疑問に思い調べてみました。

高野山奥の院仏舎利宝塔

Q:永代供養墓は、宗教・宗旨・宗派が関係ないと聞きましたが本当ですか?

A:寺院によっては同じ宗教・宗旨・宗派でなければならないこともあります。ただし、高野山奥の院永代供養墓では、宗教・宗旨・宗派を問わずご利用できます。
出典:永代供養墓|高野山奥の院仏舎利宝塔

ほとんどの霊園や墓地で、宗派は関係ないとされています。つまり、好きな永代供養墓を自分で選ぶことができるということです。

 

インターネットで全国の永代供養墓を探せる

私が暮らす地域に、永代供養してもらえる場所があるのかどうか、インターネットで調べてみました。

探していみると近所に永代供養墓があったり、ペットと入れるお墓や眺望の良いお墓など、今まで知らなかったお墓が色々あることがわかりました。

>>>「いいお墓」でお墓を探す。

 

お骨を永代供養墓に移す方法

  1. 今までのお墓がある市町村役場から「改葬許可申請書」をもらう。
  2. 必要事項を記入のうえ、今までのお墓のお寺から署名、押印をもらう。
  3. 新たに納骨する永代供養墓のお寺から「使用(納骨)許可書」をもらう。
  4. これらを持って今までのお墓がある市町村役場へ行き、「改葬許可証」を発行してもらう。
  5. 今までのお墓のお寺で「魂(こん)抜き(閉魂供養、消魂供養とも言う)」(墓前で読経してもらう)をして遺骨を取り出す。墓地を整理(石材店に墓石を取り払ってもらう)する。
  6. 新しいお寺へ「遺骨」と「改葬許可証」を持参する。
  7. 永代供養墓へ納骨あるいは合祀してくれます。
    出典:永代供養墓とは

 

残された独り身の永代供養に備える。

日本では生涯未婚率が上昇し続けています。

両親のことだけじゃなく自分の将来も同時に考えていかなければなりません。

今からちゃんと考えて生きないと気づいたときには孤独死が目前なんてことも。

情けないけれど、私が死んだときに、兄弟さえいなければ、甥のお世話になるしかありません。少しでも早くから考えておいて、ぼんやりでも将来を想像できるくらいには準備しておきたいものです。

私は献体でも良いかなと考えたりもしていますが、それにしても準備が必要。

 

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