
カメラ初心者の私が愛用のLUMIX CM1で花火の撮影にチャレンジしてみました。
花火を撮影するときのマニュアルモードの値(ISO感度、F値、シャッタースピード)と、持っておくべき物についてわかりましたのでご紹介します。
カメラ初心者でも簡単に花火大会の写真を撮れる?
打ち上げられた瞬間にその場所にいる人だけが見れるのが花火なので、ファインダー越しに見るよりも肉眼で見るべきと個人的には思っていますが、ブログなんてものを始めたせいで、なんでもかんでも写真に残そうとするクセがついてきてしまいました。しかし、そんな人は私だけではないと思います。
せっかくなら、きれいな花火の写真を載せたいですよね。というわけでスマホのカメラで花火撮影にチャレンジしてきました。
三重県の熊野大花火大会でカメラ初心者の私が花火撮影にチャレンジした成果をシェアします。
三重県の熊野大花火大会で花火の撮影にチャレンジ。
まずはいつもの「オート」の設定で撮影。
熊野大花火大会のフィナーレを飾る「鬼ヶ城大自爆(花火玉を直に置いてそのまま爆発させる花火)」は、初見だと事故かと疑ってしまうほど。空が轟くのを現地で体感してほしいけれど、今回は写真でレポートさせていただきます。

だんだん暗くなってきました。

花火撮影はカメラをマニュアルモードに設定する。
夜景を撮るのが難しいのは知っていたので、花火となるともっと難易度が高くなるだろうと思い調べてみました。
参考今日から出来る!ステキな花火の撮り方 入門編(一眼レフ、ミラーレス)/studio9
こちらを読ませていただいて、わかったことをまとめると、
- 三脚に固定する(今回は使っていません。というか持ってない・・・)
- マニュアルモードに設定
- ISO100
- F11
- オートフォーカスをマニュアルにする
ISOとかF値とかさっぱりなんですが、花火を撮るにはこれらを設定するだけで良いそう。
カメラ初心者が実際にカメラで花火を撮ってみるとこんなかんじ。
三脚を使用してカメラを固定できる場合は、シャッタースピードはなんでも良いそうですが、手持ちで撮影する場合は、1/10秒くらいに設定するとのこと。
シャッタースピード1/10秒で花火を撮影すると、なんだか寂しい感じ。
花火が広がった一瞬を捉えないと撮影できないスピードなので、シャッターを押すタイミングが難しいです。

シャッタースピードを1/8秒に変えてみると、花火っぽく撮影できました。
手持ちで花火を撮影するためには、シャッタースピードが大事だと気付く。

シャッターを切るタイミングがうまく掴めず、なかなかいい写真がとれないので、シャッタースピードを長くしてみることに。
シャッタースピード10秒で撮ると、芸術的に撮影できますが、手振れでブレブレです。
シャッタースピードを長くすると、手ぶれの影響がもろに出ます。

次はシャッタースピードを8秒に。まだやりすぎな感じがすごい。

シャッタースピード6秒。ちょっと繊細さが出てきましたが、手振れがはっきりわかるように。

思い切って、シャッタースピードを2秒に。
この辺りで、三脚にカメラを固定することが花火撮影において最重要と気付く。

手振れが気になるので、シャッタースピードを1.6秒に。

まだもう少し縮めれる気がしたので、シャッタースピードを1秒に。
かなりいい感じになってきました。
欲を言うと、海から打ち上げている人が見えるくらいに明るく取りたかったのですが、撮り方がわかりませんでした。

同じ、シャッタースピード1秒でも、ぶれてしまうと雰囲気が全然違ってしまう。

ここからは、シャッタースピードよりもカメラを固定する腕に意識を向けました。
けれど手持ちではブレてしまいます。

だんだん花火がクライマックスに。

目玉のひとつ、直径600mに広がる3尺玉海上自爆。
ブレてしまいましたが、花火の迫力がわかるくらいには撮影できたのではないでしょうか。

手持ちで花火を撮影するのに最適なマニュアルモードの設定
私の体感での最適な設定値は、
- ISO100
- F11
- シャッタースピード1秒
- 固定する!

そしてですね、私が一番うまく撮りたいと思っていた花火を撮影した結果を最後にご紹介します。
気持ちがあせって花火が広がる前にシャッターを切ってしまいました・・・
視界いっぱいに広がる花火を生で見ることもできず、写真も失敗してもう最悪。

ちょっとお借りしてきました。こんな綺麗に撮れるようになりたいものです。
この投稿をInstagramで見る
カメラを手持ちで花火撮影できなくはないけど三脚はあったほうがいい。
カメラを固定できていれば、カメラ初心者の私でももう少し良い写真が撮れたと思います。
あとわかったのが、花火を見るのと撮るのとでは、最適な場所が異なるんですよね。
写真を撮る場合は、花火と周りの景色が入るくらい離れた場所から撮ったほうが、どこの花火大会なのかがわかりやすかったり、花火の大きさがより際立ちいい写真が撮れると思います。
熊野大花火大会を見るのに集中するなら海岸の前のほうに座るのが迫力があっておすすめです。
▼使用したスマホカメラ
▼後日購入した三脚。